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アメリカの食のトレンド

January 21, 2018 @ 8:00 am - 5:00 pm

朝食を食べる人が増えている
朝食を食べることが大切かつヘルシーという強いアイデアが芽生えたため、食品メーカー、スーパーマーケット、カフェ、レストランなどがヘルシーな朝食メニューに力を注いでいる。朝食メニューや、簡単にテイクアウトできる朝食用サンドイッチなどを増やすレストランが増えている。Yuji Ramenという新横浜のラーメン屋本店Okonomi(ブルックリン)は、一汁三菜定食を提供し、話題になっている。トルコ風、タコス、シャクシューカ(Jack’s Wife Freda)などエスニック系、ベジタリアン(abcV)の朝食が増えるなど、消費者は朝食の新しいオプションを探している。

 

アーティザン(職人)商品を扱う店併設レストラン
地元で作られた手作りの食品を好む人々が増えている。こういった商品は、アーティザン商品と呼ばれ、今までヨーロッパなどから輸入していたチーズやハム、特別なアルコール類なども、かなりアメリカ国内で生産するようになっている。こうしたアーティザン商品を扱う店が、レストランを開くケースが増えている。The Backroomは、手作りのソーセージ屋が隣にオープンしたレストラン。始めは店内で作るサンドイッチだけだったが、需要が多く、レストランをオープンした。写真は、手作りのソーセージから作るパスタミートソース。老舗のユダヤ系スモークフィッシュやキャビアを扱うRuss & Daughters Cafemもカフェフェを併設。新鮮なスモークサーモンのベーグルが食べられる。

 

発酵食ブーム
発酵食品が体に良いと人気で、ピクルス専門のレストランもできたほど。

Jacob’s Pickles

 

 

スモールプレート
今までのようにステーキやローストチキンをがっつりと食べるより、日本の居酒屋やスペインのタパスのように、小皿で何品かとって食べるスタイルが増えている。

 

ファーム トゥー テーブルレストラン
地元でとれた旬の新鮮な食材を使い、季節ごとにメニューを変えていくタイプのレストラン。地元の食材は輸送時間が短いため、より新鮮で栄養価も高く、 環境にも優しいという認識が高まっている。これは特にベジタリアンと言うわけではないが、野菜料理が多いのが特徴。

ローカル志向
地元で穫れたり作られたりしたものを好み、そういった食材に対して高額を払うことをおしまない人々が増えている。レストランも同様で、地元の食材を売りにしたレストランが人気。

オシャレなエスニック料理
移民の持って来た安いエスニック料理を、オシャレにアレンジしたレストランやカフェが人気

カスタマイズのファーストフード
ミレニアム世代に最も受けているのが、自分が好きなようにアレンジできるファーストフードレストランである。こういったレストランは、カスタマイズ以外にも、食材の質がよく(地元産)、ヘルシーなども売りにしている場合が多い。今までのファーストフードよりは値段が高いが、新鮮でヘルシーでかつ好みの味にアレンジできるところが受けている。アメリカで一番上昇しているカテゴリーである。

 

エスニック系のカスタマイズのファーストフード
上記のエスニック版。ミレニアム世代は、よりエキサイティングな味を求めているので、こういったレストランは大人気である。ギリシャ、メキシコ、インド、中東系が多い。

 

ベースはシンプルでも中身やトッピングでアレンジ
サンドイッチ、サラダ、ベーグル、ピザなどを扱う店は、最近料理の種類が多いより、ベースは1つでも挟む具やトッピングの種類が豊富な方が好まれる。

  • The Purple House
  • The Kati Roll

ビジュアル的に綺麗な料理
料理の味はもちろん大切だが、色が綺麗などプレゼンテーションが良い料理が受けている。

より複雑な薬味やトッピング
料理も大事だが、最後のソース、薬味、トッピングなどの種類が多く、その味のバランスがうまく取れている料理が好まれている。

食材を無駄にしないレストラン
今後来ると言われる食糧不足や環境のことを考え、今まで捨てていた食材も使うレストランが増えている。野菜の切れ端、トウモロコシのひげの部分などを使うこう言うタイプのレストランは、増えると予想できる。

エスニック郷土料理
中華やインド、メキシコ料理などは数も多く飽きて来た消費者が多いので、西安や南インド、ユカタンなど地域を絞った郷土料理的レストランが増えている。

エスニック系の大型ファーストフードチェーン店
ロシア、フィリピン、オーストラリア、コロンビアなどエスニック系の大型チェーン店が見受けられる。ロシアのTeremokは、最近マンハッタンにオープンした。

卵料理レストラン
肉に代わり卵がタンパク質源として人気があるため、卵専門レストランが増加した。

スパイシーな料理
ミレニアム世代が特にスパイシーな味を好んでいることも影響してか、スパイシーな料理をサーブするレストランが増えている。ポルトガルのホットソース、ピリピリソースNando社が作ったピリピリチキンの店や、ナッシュビルで有名なホットチキンの店がニューヨークなどの都会に出現している。

 

世界のストリートフード
安価で食べられるエスニックフードとして、ストリートフードが人気である。リストは挙げだしたらきりがないくらい多い。インドのカティロール、中東のファラフェル(豆のコロッケサンドイッチ)、チョリパン(アルゼンチンのホットドッグ+ビネガーソース)、カレーブルスト(ドイツのカレー味のホットドッグ)、エンパナーダ(スペインや南米のひと口ミートパイ)など。

ビーガンレストラン
ベジタリアンやビーガンレストランはより一層人気である。

フュージョンな和食
ペルー、ラテン一般、イスラエル、アジアなど、他の料理の要素が入った和食が増えている。

 

アジアの影響が入ったアメリカのコンフォートフード
アメリカの昔からあるミートローフやハンバーガーなどのメニューにタイやベトナム、韓国のスパイスが効いたもの。タイ風フライドチキン、ベトナム風ホットドッグ、韓国風リブなど。

Bellyq

 

 

 

 

Details

Date:
January 21, 2018
Time:
8:00 am - 5:00 pm
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