忙しい毎日でも充実させたい食卓に、「サーディン缶」で、手早くオシャレに4アレンジ!
ツナ缶は使えるけど、サーディン缶は、いまだに馴染みがないという人も多いのではないでしょうか。サーディンは栄養価が高く、使い勝手はツナ同様に簡単でいて、ツナよりずっと見栄えがする料理になるから重宝しますよ。忙しくて夕飯の支度が…というときにぜひ思い出して作って欲しい、手早くオシャレな料理を4つ紹介します。パントリーにストックしておけば、お料理ヘルパーとして役立つこと間違いなしです。
サーディンのスプレッド
まずは一番手間がかからない混ぜるだけの一品、スプレッドです。クラッカーに塗ってスナックとして食べてもよし。タンパク質がたっぷり詰まっているので、キュウリやアボカドなどの生野菜とオープンサンドにすれば、軽い夕飯としてもおすすめです。コンソメスープなどを添えてどうぞ。
材料:作りやすい分量
オリーブオイルサーディン100g
クリームチーズ 100g
(紫)玉ねぎみじん切り 大さじ4
レモン汁 少々
カイエンペッパー(タバスコ)、好みで
塩・胡椒
好みでパセリ、ディル、もしくはネギのみじん切りを少々
作り方:
すべてを混ぜ合わせて、味を調える。オープンサンドにしたり、クラッカーや野菜スティックなどとサーブする。
サーディン入りギリシャ風サラダ
シャキシャキする野菜を混ぜて作るギリシャ風サラダに、サーディンを加えて、さらにボリュームアップ。食欲のない暑い日にも、これだったら食べられます。ピタパンと白ワインを添えれば、あっと言う間に地中海風ディナーの出来上がりです!
材料(2−3人分):
オリーブオイルサーディン100g、パン粉、サラダ野菜(セロリ、トマト、キュウリ、アボカド、オリーブ、紫玉ねぎ、ひよこ豆缶、フェタチーズ、パセリのみじん切り)、レモン汁、オリーブオイル、塩・胡椒
作り方:
1.セロリ、トマト、キュウリ、アボカドはサイコロ切りに、紫玉ねぎとオリーブはスライス。ひよこ豆は水を切り、フェタチーズは好みの大きさに手で崩す。
2.サラダ野菜の材料すべてをボウルに入れ、レモン汁とオリーブオイルをさっと振りかけ、塩・胡椒で味付けする。
3.フライパンにオリーブオイル(分量外)を熱し、パン粉をつけたサーディンの両面を焼き、サラダの上に乗せる。
補足:サラダに使う野菜はそれぞれの好みで組み合わせて。他にもトウモロコシ、パプリカ、スナップエンドウ、ネギなど食感が良い野菜ならなんでもおすすめです。
ドレッシングはレモン汁とオリーブオイル以外にも、好みのドレッシングで代用可。フェタチーズはあるとひと味違いますが、無しでもOK。
サーディンとポテトのハッシュ
このハッシュは、我が家の定番ブランチメニューのひとつです。ポテトのカリカリ、半熟目玉焼き、ルッコラの苦味、サーディンのコクがすべてうまく調和された、栄養満点の逸品。フライパンごとサーブして、豪快にいただきましょう。
材料:ジャガイモ、卵、オリーブオイルサーディン缶、パン粉、ルッコラなどのサラダ用野菜(なければ、ホウレンソウなどをさっと茹でて使う)
作り方:
1.ジャガイモは皮付きのまま、ひと口大に切り、塩茹でし、水気を切っておく。
2.フライパンにオリーブオイル(分量外)を多めに入れて中強火で熱し、1のジャガイモを加え、下面に焼き色が着いたら、ひっくり返し裏面にも焼き色をつける。
全体に焼き色が着いたら、ひと混ぜし、塩・胡椒で味付けし、フライパンの隅に寄せる。
3.フライパンの空いた部分に、オイルを足し、ルッコラをさっと炒め、しんなりしたら塩・胡椒をし、ジャガイモの上に乗せる。
4.同じ要領で、目玉焼きを焼き、ルッコラの上に乗せる。
最後にパン粉をつけたサーディンを両面焼き、目玉焼きの上に乗せる。
フライパンごとテーブルに置いて、トーストとともにサーブする。好みで一味をふりかけても。
炊き込みご飯
生姜とナンプラーでさっぱり味つけた、サーディンが主役の炊き込みご飯です。冷めても美味しいので、お弁当にもおすすめ。シソの葉をたっぷり乗せ、好みで一味をかけてどうぞ。
材料:
米2カップ
だし汁
オリーブオイルサーディン(いわしの油漬) 100g
生姜1かけ、千切り
薬味(シソの千切り、一味)
(調味料)
ナンプラー大さじ1(なければ薄口醤油で代用)
醤油大さじ1
みりん大さじ1
酒大さじ1
作り方:
1.米は洗い、炊飯器に入れ、調味料加えて2合の目盛りになるまでだし汁を加える。
生姜の千切りとサーディンを加え、炊く。
2.炊き上がったら少し蒸らし、サックリと混ぜて器に盛る。好みでシソの千切り、一味などの薬味を乗せると美味しさが増す。
写真・文/ブライデン陽子
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