雑誌Gingerウェブ連載記事を更新しました。
ポーチドエッグを自分で作るのは目玉焼きより手間がかかるし、難しいし・・・と敬遠している方も多いですが、コツを知ってしまえば作り方は意外に簡単。また卵の味わいにバターやチーズのようなコクが加わるので、目玉焼きに比べるとご馳走感もたっぷりです。さらに料理と合わせて使えば、いつもの一品にボリュームがプラスされるのはもちろん、とってもおしゃれな仕上がりに! 朝食だけでなく、ランチや夕飯にどんどん使って、美味しくラクしてみませんか?
基本のポーチドエッグの作り方
●材料
卵 1個
水 卵が浸かるくらい
酢 水に対して3〜5%くらい(500ccに対して小さじ4程度)
●作り方
1. 卵を小器に割り入れる。鍋に水を入れて沸騰したら酢を加え、かるく沸騰した状態に火加減を調節する。
2. 卵を水面に近い位置から流し入れ、白身が固まり始めたら中央にまとめて形を整える。
3. 好みの固さになったら(2分前後)穴あきお玉などですくい、冷水につけて余熱と酢をとる。
4.キッチンタオルで水気を拭いてから、盛り付ける。
●ポイント
・卵は先に器に割り入れてから、そっと鍋に入れましょう。
・湯の火加減が大切です。ぐつぐつと勢いよく煮立った状態では卵が壊れやすいので、注意しましょう。
・酢を加えることで、白身を素早く固まらせてくれます。
・卵は慣れるまでは、1つずつ作りましょう。くっついたり、温度を下げてしまうのを避けるためです。
電子レンジで簡単!ポーチドエッグの作り方
●材料
卵 1個
水 卵が浸かるくらい
●作り方
マグカップや茶碗に、卵を割り入れ、卵が完全に浸かる程度の水を入れる。ラップをせずに600Wの電子レンジで1分弱加熱する。白身が固まってなければ様子を見ながら10秒ずつ加熱する。穴あきお玉などですくって水気をふき、盛りつける。
ポーチドエッグと合わせたい料理
トースト
やはり基本のコンビは、トーストです。バターをたっぷり塗ったトーストにポーチドエッグを乗せ、シーソルトと黒胡椒で味付けしていただきます。
ハッシュドブラウン
ジャガイモと卵のコンビは最高ですよね。ハッシュドブラウン(ハッシュドポテト)以外にも、フライドポテトから茹でたジャガイモまで、どんなタイプの料理でも美味しいですよ。黒胡椒をたっぷり引いてどうぞ。
サラダ
ポーチドエッグを乗せたら、いつものサラダがご馳走サラダに早変わりです。バゲットを添えれば、これだけで立派な食事になりますよ。好みで削ったチーズをトッピングしても。
残り物のカレーやシチュー
飽きたり、量が足りなくなったりしがちの、翌日のカレーやシチュー。ポーチドエッグを加えれば美味しさもボリュームも増すので、すべてを解決してくれます!
ナビゲーターブライデン陽子/料理研究家料理研究家・フードコンサルタント。1991年に渡米。インテリアデザイナーとして数々のスペースを手がけた後、料理教室「Yoko Design Kitchen」、フードコンサルティング会社「ガストロラボ」を立ち上げる。料理教室、レシピ開発、食スペシャリスト養成講座など幅広い分野で活動中。世界中を旅して得た自由な発想とスタイリッシュな料理が人気。このナビゲーターの記事を見るHOT KEYWORDS人気キーワードをクリック!
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