何年もの間日記のように少しずつ書いていた私の大好きなイーストハンプトンについてのこのポスト、書き終えることはもうないとなんとなく思っていたのに、いろいろあって今週末書き上げました。特に誰のためというより自分の思い出のために書いたガイドブック程詳しくなく小説みたいに面白くない中途半端なブログですが…。
2013年夏、イーストハンプトンにて
今年も主人の実家、イーストハンプトンに2週間ほど遊びに来ています。義理の両親がこの地にリタイアしてから、もうかれこれ15年、暇さえあればここでゆっくりした時間をすごしています。マンハッタンに住んでいた頃は2時間半、今はボストンから約5時間半かかりますが、それにも関わらず年に何度も足を運んでいます。そんなハンプトンの話をブログに書こうとして、かれこれ2年以上が経ちます。なのに何故なかなかアップできないでいるかというと、その主な理由は、ディズニーランドと違いここの良さはゆっくり探索しないと表面から簡単に伝わらないから、なかなかこのページの上にその良さをうまく表現できないのです。でもこの度、義理の両親がこの家を売りに出すことになり、この地が私たちから遠い地になってしまう日が近くなくなってしまいました。そこで自分への思いでの意味も込めて2年前のブログを完成させることにしました。
2011年夏、イーストハンプトンにて
マンハッタンから車で約2時間半、ロングアイランドの最先端にハンプトンズ(the Hamptons )と呼ばれる海辺の避暑地があります。これはサウスハンプトンとイーストハンプトンという2つの大きなエリアを指した名称で、そのエリアの中にモントーク、ブリッジハンプトンなどの約20の小さなビレッジが含まれます。元々芋畑だったこの辺りはジャクソンポーラックなどのアーティストや作家の町として知られていましたが、今では高級リゾートのイメージが大きくなっています。一見かわいい田舎の海辺の町に見えますが、実は豪邸、ゴルフコース、乗馬クラブなどがあり、メインストリートも有名ブランドや高級レストランでいっぱいです。夏になるとマンハッタンからのリゾート客でごったがえしますが、それでもそのチャームはとても魅力的で、何年たっても私の大好きな町であることに変わりありません。アメリカベスト10ビーチに選ばれた白浜が続くメインビーチを始め、所々にかくれた数え切れないほどの入り江のビーチ、古い町並み、たくさんの自然、ファームスタンドなどと数え上げたらきりがないほどです。そしてこの広大な自然と美しさが存在するのは偶然ではなく、実は住民たちの並ならぬ苦労の結果なのです。自分たちが不便であっても決してここまでハイウェーを延ばしたり、安値の大型スーパーやレストランなどのチェーン店を営業させません。なのでここまで来るハイウェーが終わり一斜線になる辺りから27号線が必ず渋滞になりますし、日々の生活の物価も多少高くなります。住民がそういった苦労を受け入れながら、この地域の自然を守り続けているのです。
私が初めてこの地を訪れたのは約20年ほど前にマンハッタンから主人とドライブに来た時です。その時からとても綺麗なところだなっと思っていましたが、この地域と本当に深い関わりを持ち始めたのは義理の両親がニュージャージーからここにリタイヤして来てからのことです。それ以来ホリデー、夏休み、冬休みと暇さえあればここに遊びに来ることになりました。特にこれといってアトラクションがあるわけではない、何気ない普段の生活で見つける美しさをどこまで伝えられるかわかりませんが、私がもし週末でここに遊びに来るならという設定でブログを書いてみました。自然が大好きな方におすすめします。
地図を見るとわかると思いますが、ロングアイランドの先端はフォークのように先が2つに分かれています。それで北側をノースフォーク、南側をサウスフォークと言います。ボストンから行く場合はコネチカット州のニューロンドンからフェリーでノースフォークまで行き、そこからハンプトンがあるサウスフォークに向かいます。先にも書いたように、ハンプトン(ズ)と言うのはイーストハンプトンとサウスハンプトンという2つのタウンの総称です。そしてそのタウンの中にたくさんのビレッジがあります。ただ紛らわしいのはイーストハンプトンとサウスハンプトンのタウンの中に同名のビレッジも存在することです。だから地元の人たちは区別をするために、”town of East Hampton” とか “Village of East Hampton” とか言います。
〜ある日の週末〜
7:00 am ボストンをニューロンドンに向けて出発
9:00 am ニューロンドンからカーフェリー (Cross Sound Ferry )でオリエントポイントへ。フェリーはインターネットなどで要予約。所要時間は約1時間20分で、退屈しないように暇つぶしができるカードゲームなどを持って行くと良いでしょう。小さな売店やバーもありますが、機種によっても違います。
10:30 am オリエントポイント (Orient Point) 到着。ここから約20分ほどで、かつて捕鯨の町として栄えたグリーンポートの町に行くことができます。ここはロングアイランド鉄道のノースフォークの終点駅があり、その横からシェルターアイランド行きのボートに乗ることができます。ハンプトンに行くには、この小さなフェリーに乗ってシェルターアイランドという島を経由して行く方法と、リバーヘッドの方から車で周って行く方法があります。アイランドもかわいいですが、リバーヘッドへ抜ける道(25号線)はワイナリーやファームスタンドがあってそれなりの魅力があるので、往復で別のルートをとると良いかもしれません。
グリーンポートの観光ポイント:
グリーンポートの町をぶらぶらと散歩して、海沿いにある Mitchell Park という公園から船を眺めたり、そこにあるアンティークなメリーゴーランドに乗ったりしながら、小さな海辺の町を楽しみます。食事をするなら、最近この町に増えてきた新しくてオシャレなレストランも良いですが、やはりこの町を味わうには昔からあるCaludio’s といウォーターフロントのレストランで海を眺めながらオイスターとクラムチャウダーを食べるのが一番でしょう。自家用のヨットやボートで行く場合は、ちゃんとレストラン専用の船着場もあります。もしちょっとお洒落にブランチという場合は、新鮮な素材をうまく使った noah’s というモダンなアメリカレストランもお勧めです。
1:00 pm シェルターアイランド (Selter Island) 行きのフェリーに乗ります。予約は無く、1時間に何本も出ているので、車に乗ったまま並んでフェリーが来るのを待ちます。所要時間は気にしたことがないので、はっきりはわかりませんが、15分くらいでしょうか?車から出ても良いし、そのまま車に座って待っても良いですが、エンジンは消します。シェルターアイランドに着いたら、大抵の車はそのまままっすぐ114号線で島の反対側まで行き、そこからハンプトンがあるサウスフォークに向かうフェリーに乗り換えます。そしてここでも同じようにフェリーが来るのを並んで待ちます。シェルターアイランドにはレストランとビーチ以外のアトラクションはなく、素通りしてしまうくらい何も無い町の中心には小さな町役場、消防署、教会が並んでいて、その町の規模が伺えます。時間がある方は、ちょっと道を外れてドライブしても面白いかもしれません。それにしても、ここに来る度にこんなマンハッタンに近いのにフェリーでしか行けない島での生活があるんだなっと少々驚きます。
1:30 pm フェリーを降りて、サウスフォークにあるイーストハンプトンのノースヘブンに到着です。このすぐ近くにサグハーバー (Sag Harbor) という町があります。グリーンポートと似た感じですが、1846年創業の歴史的なアメリカンホテルというかわいらしいホテルがあるので、立ち寄ることがあれば是非外観の写真でも1枚どうぞ。余談ですが、私と主人のどちらの実家にも、私たちがプレゼントしたアメリカンホテルの絵が壁にかけられてあるくらい、私たちには思い出深い場所です。このホテルの1階にあるフランス料理が美味しくて、お祝い事があるとここに来ていました(今でも美味しいのかはわかりません)。
2:30 pm 初日の今日はまずここからサウスフォークの最先端の町、モントーク (Montauk) まで行き着くことにします。以下は途中にあるいくつかのアトラクションの説明です。
イーストハンプトンのビレッジを抜け、Amagansett という町を抜けるとモントークのビレッジに着くまで、両脇にほとんど何もないオープンな風景に変わりますが、その何もない道路の途中に Walking Dunes という1マイル程の散歩コースがあります。ここはサンクスギビング前日に私たちが毎年クランベリー採りに来る場所で、ちょうと良い長さの散歩コースになっています。そして何より最後に見える砂丘の上からの海の景色がとても綺麗で、それだけでも歩く価値があると思います。もっと短くて簡単にできるトレイルとして、Seal Haul Out Trail もあります。子供でも歩ける短いトレイルを抜けるとオーシャンビューが広がり、時期が合えば(冬の終わりから春)、あざらしをたくさん見るこ とができます。遠くの岩の上に寝転んでいるので、望遠鏡を持参すると良いでしょう。あざらしが目的でなくても小さな子供連れでもできるトレイルとしておすすめです。この地域のトレイルは必ずと言って良いほど、すばらしい海の景色があるところが魅力的な理由の一つです。
それからもう1つ、モントークまで真っすぐ続くこの27号線(またの名をモントークハイウェー)途中の道端に地元の人に人気の Cyril’s というまるでカリブ海にあるようなカラフルなバーがあります。オーナーの彼は夏はここイーストハンプトンで、冬はカリブ海のどこかの島で店を経営しているおじいさんです。暇さえあれば、店に座ってお客さんとおしゃべりをしています。時間があればここで1杯飲んでいきましょう。バケーション気分が始まります。そのお隣のクラムバーのクラムチャウダーもおすすめです。冬場は休業。
5:00 pm モントークに到着、ホテルにチェックイン。しばらく休んだら、ニューヨーク州で初めて作られたという歴史的な灯台 (Montauk Point Lighthouse 日本語のサイトあり) へ向かいます。中はミュージアムになっているので、興味がある方は是非どうぞ。ここから夕日を眺めているとアメリカ合衆国で一番東の端にたっているような、全てのものから遠く離れていうような不思議な気分に浸ります。この後、モントークで1943以来の老舗であるシーフードレストラン Gosman’s に行ってみましょう。いつもたくさんの観光客でにぎわっています。クラムバーで前菜やドリンクをテイクアウトしベンチに座ってつまむのも、そこからつながるデッキに出てボートを見ながら夜風にあたるのも、またギフトショップを見歩くのも、いつもにぎやかなモントークハーバーならではの楽しさです。
7:00 pm そろそろディナーの時間です。そのままGosman’sで食べても良いし、モントークの町、モントークレイク周辺へ移動しても数え切れないほどのレストランがあります。お勧めをいくつか書き出してみましたが、とにかく毎年レストランの入れ替わりが早いので、街を歩いて気に入ったところに入るのが一番だと思います。バケーションなんですから、雰囲気も大切です。
レストラン:
- Duryea’s Lobster Deck ポンド (Fort Pond) に面した魚屋さんが経営しているカジュアルなレストラン。ロブスターをテイクアウトして、外のピクニックベンチで食べましょう!私の大好きな場所です。
- Rick’s Crabby Cowboy Cafe カジュアルで楽しいシーフードレストラン。
- Inlet Seafood Restaurant 町から離れたGosman’s の逆側にある景色が素敵なレストラン。デッキでドリンクを飲みながら前菜をつまむだけでも、なかなかのもの。
- Harvest on Ford Pond 地元の素材を使ったモダンアメリカン。
- Sweet’tauk Lemonade レストランではありませんが、とっても美味しいレモネードのお店です。季節によってラベンダー、ジンジャー、パースレーン、スイカなどといろいろなフレーバーが追加されます。
- Montauk Brewing Company マンハッタンでも少しずつ人気がでてきているというここ2、3年でできたモントークの地ビール。テースティングルームは営業時間が不定期なので、必ず時間をチェックしてから行ってください。
9:00 pm ホテルに帰ってゆっくり休んでください。もしまだエネルギーがありあまってる方はこの後モントークのナイトライフもお勧めです。モントークはイーストハンプトンやサウスハンプトンのビレッジに比べ高級なイメージというよりは、カジュアルで家族向けな雰囲気がありましたが、Ditch Plains Beach(ディッチプレイン)というビーチがサーフィンで有名になってからは、お洒落なレストランやホテル、バーやレストランが少しずつ増え、少しずつトレンディーな街へと変わりつつあります。もちろん古くからの住民には反対する人も多いですが、それにもかかわらず若いヒップなサーファーが集まるナイトシーンも増え始めています。
これらは、そんなシーサイドバーシーンが見られるトレンディーなバーのリストです。
- The Surf Lodge モントークのナイトライフの走りとなった、若者たちが集まるトレンディーバー。砂浜に燃えた焚火の周りに座ったり、アウトドアのラウンジチェアに座ったり、リゾートらしいナイトシーンが見られます。最高にトレンディ-な場所なので、最高なトレンディーな方にのみおすすめします。
- Montauket かつてはホテルでしたが、今は若者たちが集まるレストラン&バーに。夕日を見ながら食事(味はわかりません)、もしくは食後のドリンクを。
〜NEXT DAY
8:00 am 朝食を済ませたら、サーフィンで有名なDitch Plains Beach を見学し、その後はShadmoor State Parkでクリフウォークをします。海岸線に沿った崖の上が散歩コースになっていて、ハンプトンで私が一番好きな散歩コースかもしれません。とても綺麗です。歩かなくてもそこから景色をみるだけで素敵です。
11:00 am ホテルをチェックアウトしてイーストタウンビレッジに向かいます。ここでは街の中心を散歩し、ランチをどこかでテイクアウトして、ビーチでゆっくりすることをおすすめします。そのままずっとビーチでのんびりしても良いし、私が下記に書き出したアクティビティーを取り入れるのも良いかもしれません。
イーストハンプトンビレッジ周辺のアクティビティー:
- メインビーチ:街から一番近いメインビーチは、駐車場のアクセスがビレッジの住人のみと限られているので、お洒落な金持ちが多いビーチです。有名人などのセレブも多く見られます。またそのビーチを海岸沿いにずっとずっと歩いて行くと海岸沿いに並んだゴージャスな家が見ることができます。この果てしなく続く白浜がアメリカトップ10ビーチに選ばれたビーチです。この白浜ビーチが何マイルもずーと続くこのビーチ、それはゴージャス。注意したいことは、ビーチは無料ですが、駐車場には住人しか駐車できません。なんだか矛盾していますが、ビーチから離れた住宅地の駐車ができるところに車をとめて歩くことになります。
- ホームスイートホーム:歴史がとても古いこの街には、日本語では「埴生の宿」として知られていた「ホームスイートホーム」の歌のモデルとなった家がミュージアムとしてイーストビレッジにあります。朝日新聞で紹介されてからは時々日本のツアー客も来るようです。
- ジャクソンポーラックのアートスタジオ: ジャクソンポーラックがすごした家がミュージアムとして公開されています。彼の死後のスタジオがそのままの状態で保たれ、それがそのまま開放されている ので、ある意味ミュージアムよりもずっと迫力があります。ジャクソンポーラックの映画を見てから行くと、よりいっそう楽しめます。要予約。
- カヤック: ここの自然を満喫する方法のひとつとしておすすめなのがカヤックです。カヤックをするとまた違ったハンプトンの景色が楽しめます。いろいろな場所でレントできますが、その中のひとつに、Springs General Storeというデリがあります。
- その他のビーチ
Albert’s Landing:入り江にあるビーチなので、メインビーチのように白浜はないですが、波もなく静かなビーチなので子供がいる家族におすすめです。ここはうちの子供達が毎夏町の無料の水泳教室をしていたなつかしいビーチで、防波堤のところにはムール貝が沢山くっついていたり、ひもにチキンを吊るしたらカニも簡単にとれたりと、子供達にとってはパラダイスのような場所でした。大きくなるにつれてもっと波のあるメインビーチに行きたがりましたが。
Acabonac ビーチ: ここは私が大好きなビーチというかドライブになります。細い半島の先Gerard Point にあるこのAcabonac ビーチに向かう道の両側がどちらも海になっている箇所がとても素敵です。もし行くことがあれば、ピクニックを持ってランチをすると良いでしょう。この辺りはクラムやオイスターなどの貝類がたくさんとれるので、潮が引くとバケツを持ってよく行ってましたっけ。義理の両親の家から近かったので、朝一番にコーヒーとベーグルを持って食べたことも、星がきれいな夜にはブランケッ トの下に包まって遅くまで星空を眺めていたこともあった、思い出多き場所の一つです。
食事:
- Citarellaはマンハッタンにある高級デリ件スーパーで、ここハンプトンにも何軒かあります。新鮮は野菜や魚、肉以外にも簡単なサンドイッチがテイクアウトできるので便利です。
- Bostwick’s Chowder House イー ストハンプトンビレッジの中心から車ですぐのアメリカらしいシーフードレストランで、特にめずらしいメニューがあるわけではないですが、いつも地元の人たちでいっぱいです。地元で取れるアサリやオイスターがおすすめです。私は生アサリとオイスターそしてフライドクラムサンドイッチが特に好きで、それにブルックリンビールのシーズンエールを飲み干した瞬間、私のバケーションが始まっていました。
- 雑誌にも何度も紹介されているRound Swamp Farm は、地元産の野菜や果物を扱っている夏のみオープンするファームスタンドです。ここの取り立ての果物で作るでパイは最高で、特にトリプルベリーパイは夏ならではの贅沢品です。その他フライドチキンやコールスロー、ズッキーニパイなどテイクアウトの食べ物も豊富なので、レストランの変わりにここでテイクアウトをしてピクニックをすると良いでしょう。値段は全てリゾート価格で少々高めですが、外食するよりは断然安いですし、素材の質は最高です。
1:00 pm そのままイーストハンプトンで過ごしても良いし、この辺りで一番大きい街サウスハンプトンに向かうのも良いでしょう。私自身はサウスハンプトンに馴染みがないのですが、どちらかというとイーストハンプトンに似ています。27号線を西に向かっていきます。時間があれば途中にある27号線から少しはずれたWolffer Estate Vineyard ワイナリーでワインのテイスティングもしくはお土産のワインを買います。ここのアップルワインは値段も手ごろで美味しいです。夏の間は金曜と土曜日の夕方5時からジャズの演奏を聴きながらワインを飲むこともできます。また途中のThe Seafood Shop は魚屋ですが、テイクアウトメニューもあります。ここのクラムチャウダーとロブスタービスクはさすが魚屋だけあってシーフードを贅沢に使って作ってあるので、とっても美味しいです。私はここを通れば必ずここのクラムチャウダーを買って帰ります。途中サウスハンプトンに属する町、ブリッジハンプトン、ウォーターミルなどの27号線沿いに興味があれば立ち寄りながら、最終目的地サウスハンプトンビレッジに到着です。イーストハンプトンビレッジよりずっと大きな町などで街歩きも楽しいかもしれません。
サウスハンプトンビレッジとその周辺
- Blue Duck Bakery and Cafe 数々の雑誌にとりあげられたおいしいパン屋さん。サンドイッチもあります
- Tate’s Bake Shop ハンプトンの奥様達がみんな大好きなクッキー屋さん。
- Canal Cafe はテレビでお馴染みの料理研究家 Ina Garten がハンプトンで経営していたBarefoot Contessaのメインシェフが始めたカジュアルなレストランで、味も美味しく人気があります。
- Southampton Public House 地ビールが飲めて食べ物もおいしいパブ。カジュアルな食事にどうぞ。
3:00 pm この後リバーヘッド経由でフェリー乗り場まで1時間ほどかかります。途中の道沿いにはワイナリーがたくさんあるので立ち寄っても良いでしょう(私はOne Woman Winery がわりと好きです)。もしくは時間に余裕がある人はこのままマンハッタンに1泊して帰る、もしくはフェリーを使わずにロングアイランド、ニューヨーク、コネチカット方面からまわって帰る方法があります。サウスハンプトンからマンハッタンまでは約2時間、車でまわって帰ったらボストンまで5-6時間、フェリーで帰ると5時間くらいでしょう。余談ですが、もし25号線を通ってフェリーで帰る場合は、是非私の大好きなダイナーに皆さん行ってみてください。食事時に行くとお年寄りが楽しそうにランチをしている昔良きダイナーです。詳細は別のブログポストを参考にしてください。
最後に、ハンプトンの魅力というのは、どちらかというとそこでのライフスタイルそのものなので、そこに行けば満足するという場所があるわけではありません。だから2日間でどれくらい満喫できるかは(主人に言わせると2日間というのはクレージーだと言いますが)、どれくらい実際に歩いたりドライブしたかによって違ってくると思います。その美しさは町の中心にあったり、おいしいレストランにあるのではなく、道端に売られている花束、川で遊んでいるアヒルたち、入り江に沈む夕日、どこまでも続くビーチ、新鮮でおいしい野菜やシーフードなど、ありそうでない光景や自然の恵みです。森の中に散歩に行くと、突然目の前に海が広がったりします。そんなふっとした美しさは、未だ訪れる度に新鮮で驚かされます。そんな経験をどれくらいの方に伝えられるかわかりませんが、この私の思い出の記録が誰かの役に立てばなっと思っています。
2014年冬 ボストンにて
アップデートです。とうとうこの夏家が売れてしまいました。というわけで5月のメモリアルデーの祝日を最後に、思いでの家にお別れを告げました。でもこの夏まだ諦めきれず、キャンプをしながらハンプトンを再度訪れましたが。まだ身内や友達がたくさんいるので、今後も年に一度くらいは行きたいなっと思っていますが、これから先自分の気持ちがどう変わっていくのかはよくわかりません。子供の成長と共に様子をみていきたいと思っているのが今の気持ちです。
<Information>
Hotels:
通年オープンのホテルとB&Bのリストです。夏場はほとんどのホテルが最低2日間というリゾート特有のルールがありますし、残念なことに値段も高いです。当日に空きがあれば、1日でも宿泊可能なので、電話で問いあわせると良いでしょう。大抵のホテルはお正月から春先まで閉めてしまいます。シーズンオフなら2日間ミニマムとあっても電話で問いあわせると、1日でも大丈夫なところが多いです。
- Sunrise Guest House 最近改装したB&B。町の中心からもビーチからも近くて便利なロケーションにあります。
- Montauk Manor 由緒あるリゾートホテル。町の中心から多少離れるが、アウトドア、インドアプール付き。素敵なホテル。
- Garney’s Inn Resort & Spa 70、80年代にビジネスマンによく利用された会議室付きの大型ホテル。
- Montauk Yacht Club 町の中心からもビーチからも近い、チャーミングなリゾートホテル。
- Oceanside Beach Resort 海が見渡せるベストロケーション。ホテルというよりは高級モーテルといった感じで、夏はロケーションのせいで値段が高くなる。
- Harborside Resort Motel ベーシックなモーテルだが、清潔感があって人気がある。モントークレイクの近くで、モントークハーバーに近い。
- Royal Atlantic Beach Resort ベーシックなモーテルを改装してすこしおしゃれになったオーシャンビューのホテル。
- Daunt’s Albatross Motel 道端によくあるモーテル
- Sole East トレンディーなホテル
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