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母と娘のイタリア旅行2:ローマ

April 24, 2016 by YokoDesign Leave a Comment

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母と娘のイタリア旅行1の続き

April 24, 2015
1:00 pm: ローマに到着。いざバックパックをしょってホームに降りる。右も左もわからない新しい地に到着してから地図を見てホテルまでたどり着くまでというのは、旅の一番の楽しみでもあり、正直言って同時に一番苦痛でもある。とくにそれが都会であるとなおさらのこと。というわけで、いざ気合が入る。早速ガイドブックを取り出して調べると、ホテルまでは64番のバスで一本。15分ほど待ってやってきた満員バス。無理矢理乗り込んでバックパックごと押しつぶされながら、それでもなんとか無事にホテルに到着。

このホテルはどうしても泊まりたかったカンポデフィオーリ広場(Campo de’ Fiori 花の野という意味)に近い数少ないホテルだ。でも実際行ってみてさらに驚いたのは、なんと部屋からその横にあるパラッツォ・ファルネーゼ(Palazzo Farnese)を見下ろせるのだ。別名ファルネーゼ宮と言われる現在のフランス大使館のこの宮は盛期ルネサンスの建築で、16世紀のイタリア建築においては最も壮大で素晴らしい建築と言われている。そんな建物を部屋のバルコニーから見下ろせるだなんて、ちょっと感動した。なんともゴージャスで飽きない景色である。シャワーを浴び、部屋に運んでもらったカプチーノを飲みながら、広場を行き交う人たちに見入った。 IMG_9695

4:00 pm: ゆっくり休んで元気が出たら、突然一刻も早くローマの街が見たくなってきた。初日の今日の予定はというと、名所巡りは明日にして、私の大好きな「あてもない街歩き」である。でも本当はちょっとだけ「あて」があった。ユダヤ人がかつて隔離されていたゲットー(ユダヤ人居住区)にある老舗のPasticceria il Boccioneベーカリーでペーストリーを買うことだった。ユダヤ人というのは伝統を守って生きている人たちが多いので、ユダヤ系の老舗の店というのは多い。ホテルから歩いて15分もするとゲットーに着いたが、残念なことにすっかり忘れていた事実を思い出した。伝統的なユダヤ人は金曜日の日暮れから土曜の日暮れまで働かないのだ。というわけで、既に多くの店は閉まっていた。これらが開くのは日曜の朝。ホテルでゆっくりしすぎたことを、ちょっと後悔した。

6:00 pm: 気を取り戻し、テヴェレ川の向こう側にあるローマの下町と言われるトラステヴェレ (Trastevere) に向かった。やはり下町を見ずにその街は語れないと思う私は、必ず市場と下町を訪れる。でもここは下町といえども今は若者に人気のナイトライフがあり、少しずつオシャレになってきている。それでも建築を見ると下町の面影がたくさん残り、やはり歴史地区とはかなり雰囲気が違う。ミュージカルの舞台にでてきそうな建物が並び、街は若者で賑わっている。特に今日が金曜日というのもあるからかもしれない。

イタリアでは夕飯が遅いが、その前の夕方に軽くお酒を飲んだりスナックを食べるアペリティーボというすばらしい習慣がある。アペリティーボとは食前酒の意味で、夕飯前のこの時間にお酒や軽食を食べる習慣だ。場所によってはドリンクにちょっとしたスナックがついてきたり、安い値段で前菜のビュッフェが食べられるという、いわゆるハッピーアワーだ。この時間何を飲んでもいいのだが、アペロールなどのハーブ入りのリキュールが消化に良いという理由で人気がある。とくにアペロールスピリッツというアペロールにプロセッコ(Prosecco)という白発泡ワインを加えたオレンジ色のカクテルはクセになる味である。説明が長くなったが、早速私たちもローマっ子のようにカフェに座ってアペロールスピリッツをオーダーして、アペリティーボを楽しんだ。

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7:00 pm: 少しずつお腹も空いてきたので、目的のシーフードレストランに向けて歩き始める。テヴェレ川沿いのこの地域は美味しそうなレストランが多く、匂いをかいていたらますますお腹が空いてきた。でもやっと到着すると、8時まで開かないと言われ、結局そこを断念し、お隣のでも後でわかった同じ経営者の店に入ることにした。ここは私たちが行きたかったレストランよりカジュアルで、半セルフサービスなので値段も安め、ということもあり、家族連れのイタリア人で混み合っていた。そういえば、ここまでカジュアルなレストランはイタリアに来て初めてかもしれない。観光地にいるとやはり真の生活の場に触れることは少ない。こんな光景を見ていたら、家族のことを少し思い出した。トラステヴェレ、やっぱり下町なのかもしれない。

イカのフライ、アサリのワイン蒸し、フレンチフライと白ワインをオーダーしたが、想像通りシーフードはとても新鮮で美味しかった。それにしてもこの水のように薄くて安いテーブルワイン、慣れてくると良い意味で水のようにライトでおいしい。ここで飲むからおいしいのかなっとも思うが。

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9:00 pm: 気分良くテヴェレ川を渡ってぶらぶらとホテルに戻ったけど、まだ元気がありあまっていたので、その先のナヴォーナ広場(Piazza Navona)まで歩くことにした。私たちのホテルに近いカンポデフィオーリとは違い大きくて立派な広場で、人がたくさんいて賑やかだ。なんとも言えないくらいに気持ちの良い夜風に当たりながら、広場の真ん中に立ってしばらく広場の様子を観察した。ほろ酔いのせいか、だんだん広場にいる楽しそうにしている人々、ウェイター、芸人、噴水、古い立派な建物が遠くなって行き、全てが幻想的な世界に見えてきた。酔った自分とこの夜風、そして歴史的なローマという土地、全てが見事にマッチした瞬間だった。こんな瞬間はあまりないかもしれない。

10:00 pm: 夕方ダブルエスプレッソを飲んだせいか、興奮してるのか、ホテルに戻っても眠れない。仕方がなく寝るのをあきらめ、ワインを片手にバルコニーに立ち、ファルネーゼ宮をいつまでも見ていた。なんて贅沢。

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April 25, 2015

8:00 am: ホテルで用意してくれた今日の朝食は、しぼりたてのオレンジジュースと質の良いエキストラバージンオリーブオイルたっぷりで作ったシンプルなオムレツが美味しい。ありそうでなかなか有り付けない貴重な朝食。おいしいオリーブオイルを買ったから、ボストンに戻ったら作ってみよう。こんなシンプルなおいしさは一番嬉しい出会いだ!

9:00 am:  カンポデフィオーリ広場のマーケットを見学。名前のごとく花が綺麗に並んでいた。そしてその横には野菜や果物、スパイス、チーズなどの食材もたくさんある。旅の終わりも近く、ここからは飛行場へ行く以外の移動はないので、あらゆる食材を買い込んだ。子供達を見てくれている、もう年配できっとこの地を訪れることがないだろうイタリア系の義理母にも、故郷のお土産をたっぷりと買い込んだ。

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10:00 am: さて、今日残りの予定は1日名所めぐり。というわけで、頑張るぞ!

まずは歩いてパラティーノの丘を通り、フォロ・ロマーノとコロッセオ(大競技場)へ。観光と言っても外から感じをつかむだけで、中を見学はしない。この偉大さは外からでも十分だし、中を見学しだしたら何日もあっても足りないからだ。歴史にはそんなに詳しくない私だが、こんな昔の遺跡が街中にゴロゴロ存在するのは確かにすごいと思う。きっと歴史に詳しい人はもっと感動するのかもしれない。目を閉じてローマ時代の様子をちょっと想像してみた。ちょっと感動。それにしても人が多い。

1:00 pm: コロッセオから地下鉄で今度はローマの伝統的な労働階級の居住区テスタッチョ(Testaccio)に向う。特に観光地ではなく母には申し訳ないが、単に自分がこういった地区を見てみたかったからだ。最近はヒップな地域になっているとは聞いていたが、道を間違えて駅裏に行ってしまったら、やはり雰囲気はまだ少し悪い気がした。何だかわからないけど、大きなデモも行われている。急いで引き返し、中心の方へ向う。面白いレストランやカフェができ始めているという感じで、きっと5年後にきたらきっとすっかり変わっているだろうっと思った。地元の家族で賑わっているレストランで、簡単なランチをとった。

3:00 pm:  このあとは地下鉄で一気にホテルを通り超し、逆側のポポロ広場まで行った。ここからコンドッティ通りを歩いてスパニッシュ階段まではいわゆる華やかなローマだ。どこもかしこも観光客から地元の人でごった返していた。テスタッチョからいきなり来ると、そのギャップにちょっと戸惑ってしまう程の華やかさだ。ローマの休日で有名なスパニッシュ階段は確かに綺麗だが、混んでいて近くにも寄れない。これでいて今はまだ観光シーズンのピークではないというのだから、ピークといのはいったいどうなってしまうのだろうか?

買い物に興味のない私たちは、このあたりはさっと見学して、引き続きホテルの方向に歩きながら、トレヴィの泉、パンテオンなどを見て歩いた。途中1890年来の老舗と言われるGiolitti と言うジェラート屋にも立ち寄り、とっても混んでいる中、どうにかゲット。確かに美味しかった。並ぶ価値もあったということにしよう。

それにしてもイタリアはちょっと歩くと広場(ピアザ・ピアッツァ)があるので、歩いていても楽しくとても魅力的だ。一番の魅力と言っても過言ではない気がする。私の中では広場がゴール的存在になっていたので、ぶち当たる度に休憩をとり、目に付けばエスプレッソも共にした。

5:00 pm: 夕暮れが近くなり、足に疲れが出てきた。この辺りからは、楽しむというより頑張って必死にホテルに向かう。今日はたくさん歩いてとても疲れた。シャワーを浴びてテラスに出ると、少し元気になった気がしたが、それでもやっぱり夕飯までしばらくこのままゆっくりしよう。

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6:00 pm:  ホテルの天井を見ながら休憩していると、ふとイタリアに来てからまだ一度もピザを食べてないことに気づき、思わず冷や汗が出る。慌ててピザの美味しい店を検索(便利な世の中である、全く)。なんとかホテルから5分ほどのところにある良さそうな店 (Baffetto )を見つけ、早速向かってみた。するとなんと長い行列。基本的に私は行列は好きではない。くじけそうになったが、頑張って並んだ。待つこと約45分。思ったより早く、席に通された。

小さいとおもいきや、2階にかなり大きいスペースがあった。ウィエターが来ると、迷いもなくマルガリータとワイン。やはりこういうところは基本でしょう。右のテーブルはフランス人、左のテーブルは中国人のカップルと、とてもインターナショナルなレストランである。待つこと15分、やってきたピザはアメリカのとは違って、とても薄く、チーズがたっぷりなのに、何故かさっぱりしている。今回の度で一番強く感じたことだが、オリーブオイルとチーズの質が根本的に違うのか、ふんだんに使っているのにどれも胃にもたれない。同じ量をアメリカで使ったらこうはならないと思う。だからやっぱり質なんだろう、と思う。

帰りは、おきまりのように、またナヴォーナ広場の噴水に足が向かった。噴水の横に腰掛け、行き交う人たちを眺めて、幸せな時を過ごした。

そういえば、今日は私の誕生日。何日か前まで覚えていたが、今まで忘れていた。せっかくだから、広場を見渡せるカフェでワインを飲もう。その後は、ジェラートも、3スクープで!思い出いっぱいの誕生日になりそうだ。

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April 26, 2015

8:00 am 今日も朝食は卵にたっぷりのオリーブオイルをかけたものをオーダーした。最後の朝ごはん。

10:00 am  今日は母の希望もあり、バチカン市国を訪れることに決めていた。そして移動をたくさんせずに、バチカンだけをゆっくり見ようと。イタリア系の義母にもここは是非見た方が良い、とすすめられていたのもある(もちろん彼女にとっては宗教的な意味で大事なので、私とは意味が根本的に違うが)。さて到着すると、驚いたことに(いや、これがきっと普通なんだろう)カトリック教会の総本山サン・ピエトロ大聖堂に入るために、たくさんの人が並んでいる。日曜日で礼拝が行われているからなのか、いつもこうなのかわからない。やっぱり私は観光地を知らない人間なんだ(ディズニーランドの長蛇も知らない!)。並ぶこと1時間、3分の2くらいはすすんだところで、なんと今から閉めるので1時にまた戻ってこい、というアナウンスが入る。そんなこと有り得ないと思いつつも、ここはイタリア。信じられないまま横のミュージアムに向うと、そこも長蛇の列。待つこと1時間、なんとかミュージアムに入ることができた。それにしてもこのバチカン宮殿の大部分を占めるミュージアム、広いし見るものも多いしで大変。素通りするだけでもかなりの時間がかかる。確かに天井画は見事だったが‥。特にミケランジェロの天井画があるシスティーナ礼拝堂や地図のギャラリーはとても印象に残った。

3:00 pm なんとかミュージアム見学を終え、近くのカフェでビールと簡単なスナックを食べて休憩した。100%ではないが多少の元気を取りなおし、サン・ピエトロ大聖堂に再度チャレンジ。さすがに列は短いだろうと思ったのはあまく、先ほどと変わらない長さ。諦めて列の後方についた。人生こんなに並んだことはあったけ?待っているのはかなり苦痛。唯一のエンターテイメントがセルフィーを取り続ける中国人の観光客だった。さてもうどれくらい並んだのかわからないが、やっとのことで、サン・ピエトロ大聖堂に入る。ここがカトリック教会の総本山!そう思うと信者でない私でも少し感動した。信者だったらそうとうなものであろう。とにかくここに入れて、本当に良かった。ゴール達成。

6:00 pm  ホテルまではバチカン市国からは遠いけど、歩けないことはないという微妙な距離。タクシーを使えば良かったのかもしれないが、観光地に来たらやはり歩くことでその街を知ることができると信じてる私は、やっぱり歩くことに決めた。でもやっぱり足が疲れていたので、途中のカフェでアペロールスピリッツを飲みつまみを食べながら、アペリティーボを楽しんだ。イタリア流ハッピーアワーを楽しむなんて、段々イタリアの生活が型にはまってきたみたいだ。

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7:00 pm  ローマ最後の夜は豪華に、と思っていたら、やっぱりお目当てのレストランは閉まっていた。日曜日だから仕方がない。仕方なく近くにあったLa Campanaに入ることにした。でも期待してなかったせいか、どれも美味しい。まずはビュッフェスタイルの前菜。いわゆるアンティパストというもので、いろんな野菜のグリルやマリネしたものがある。私の大好物だ。一見豪華に見えないが、これを1つ1つ用意していたらすごく時間がかかるのを知ってる分、嬉しかった。そしてセレクションの豊富なこと。イタリアならではである。早速、空豆、チポリーネ、ブロッコリーレイブ、チャード、ナス、チーズ、アスパラ、アーティチョークをとった。どれも程よい塩加減に、ほんのり酸味が加わっている。

メインコースは、アンチョビのトマトソースのパスタ、アーティチョークのラビオリ。そして私が今回ローマに来て一番食べたかったアーティチョークの素揚げをメニューに見つけて迷わず頼んだ。これは3月から4月にかけてが旬の少し紫がかったアーティチョーク(カルチョ―フィ)を丸ごと揚げたもので、代表的なローマ系ユダヤ人料理である。たまたま今回時期が重なるので、食べたいと思っていたのだが、今日まですっかり忘れていた。それが最後の最後に出会うなんて、なんてラッキー!どれも本当に美味しかった。憧れのアーティチョークを目の前に、ワインで1日遅れの誕生日の乾杯した。この歳で母と二人、異国の地で誕生日を祝えるなんて、幸せだなっと改めて実感する。本当に。

食後は、エスプレッソとグラッパをオーダーした後、デザートを選びに席を立つ。すると私の大好きなモンテビアンコ(イタリア版モンブラン)を発見。迷わずそれと、洋ナシとプルーンのポーチフルーツをオーダーした。今日の素敵な食事を締めくくる、甘すぎない上品な味だった。パーフェクトなタイミングでやってきたエスプレッソに残った(というかとっておいた)グラッパを加えて飲んだ。全て完了。見事なディナーだった。

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10:00 pm  お腹がいっぱいで気分は最高、気候もパーフェクトで気持ち良いので、ゆっくりホテルまで歩いた。パンテノンやトレビの泉がライトアップされて素敵だった。夜の観光も良いものだ。時間があったので、この辺りのショップをいろいろ覗きながら、ウインドウショッピングを楽しんだ。とても賑わっている。街中のいたるところに広場があり、その周辺には有名な建築物があり、そしてさらにその周りにはブティックやレストラン、オープンカフェがあり、それがずっと続くこの街は、もう街全体がテーマパークのよう。どこに行っても楽しい。そんなことを考えながら、ぶらぶら歩いていると、とても素敵なある広場が目の前に広がった。ここが私達が毎晩過ごしている、ナヴォーナ広場だと気づくまでに少し時間がかかった。こうして客観的に見るとやっぱり綺麗だったことを実感する。いつものようにしばらく座って物思いにふけった。

座っていると、今日が終わって欲しくない気持ちがどんどん強くなる。そこで、終わらせないために、まだ一度も行っていない、いつも並んでるLa Gelateria Frigidarium ジェラート屋さんへ行ってみた。もう11時近かったのに、やっぱり並んで買った。これも最後のジェラートか・・と思うと並ぶのも気にならなかった。もしくは、並ぶことに慣れたのかもしれない、帰国前にして。

11:00 pm  名残おしいまま、ホテルに戻った。シャワーを浴びて、帰りの荷造りを済ます。もう本当にやることがないが、眠れない。やっぱり毎晩のようにワインを片手にテラスに立った。今晩は最後だから、いつもよりしっかりこの景色を見つめた。しっかり頭に焼き付けておこう。しばらくして、暇つぶしに生まれて始めてセルフィーで自分の写真を撮ってみた。そしてそんな自分に笑った。でもこれでやっと寝られる気がした。おやすみ。

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April 27, 2015
7:00 am: 朝ホテルを4時半に出て(残念ながら朝食は抜きで)、午前7時の飛行機で家族の待っているボストンへ出発。それはもちろんイスタンブール経由で。

Fish Market
Vicolo della Luce 3 00153 Roma Italy Trastevere
+39 366 9144157

 

Filed Under: 旅 Tagged With: おすすめ情報, イタリア旅行, ローマ, 旅, 食べ歩き

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1991年に渡米し、ニューヨーク市立大学をスタジオアート専攻で卒業後、シカゴの大学でインテリアデザインを学ぶ。
インテリアデザイナーとしてオフィスや企業スペースを手がけた後、フリーランスでキッチンやバスを中心にしたレジデンスのデザインを始める。 Read More…

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