クリスマスのマンハッタンとDyker Heights

毎年クリスマスの時期にマンハッタンの街を歩くのが好きです。ボストンに引っ越した今もそうしています。そして今年は念願のというのも大げさですが、ブルックリンのイタリア人街でクリスマスデコレーションの有名なDyker Heights という地域を訪れることもできました。

ここは今でも昔から住んでいるイタリア人が多く（最近は中国人が増えてきていますが）、一度テレビで紹介されて以来そのクリスマスのライトで有名になりました。普段観光で行くことはほとんど無いと思いますが、この時期になるとマンハッタンからツアーバスが出ているくらいの人気です。私の住んでいるニュートン周辺ではユダヤ人を始めとするいろんな人種が多く、カトリックが多い地域に比べるとクリスマスの飾りが少なく（当然なのですが）ちょっと寂しい気がする時があります。これが本来のクリスマスであるべきでは無いことは知っていますが、この時期になると昔住んでいたマンハッタンの郊外の賑やかな電気が時々懐かしく思い出されます。そんなわけで、今年はマンハッタンから少し足を伸ばして、子供達も喜ぶしっということでブルックリンまで繰り出すことになりました。

その日もたくさんの人が来ていましたが、車を止めて歩き回ることができました。よくここまで頑張ったなっというくらいたくさんのデコレーションがしてあり、実費で電気代を使ってこうやって自分達や周りの人を喜ばす的なところは、アメリカ人らしいなっと思いました。子供達も喜んでいたし、この日は暖かかったからか歩いていても楽しかったです。たくさんの人が歩いていて、ちょっと日本の大晦日を思い出しました。アメリカではあまり無い光景ですよね、こうしてたくさんの人が住宅街を歩いていることって。とてもアメリカらしく奇麗でした。

さてクリスマスライトに続いてこの辺りのもう１つの楽しみが、イタリア系のレストランやペーストリーショップの数々です。昔イタリア移民がが多く住んでいたDyker Heightsを始めBay Ridge やBensonhurstは、おいしいイタリアンがまだたくさん残っています。私たちは DaVinci Pizzeria とシシリアスタイルピザの店に行き、巨大なシシリアンをオーダーしました。待つこと２０分、やってきたのは分厚いのにクリスピーでかるい仕上がり、そして乗っているチーズも良質の美味しいピザでした。ペーストリーショップは残念なことにもう遅くてどこも閉まっていましたが、いつかまたイタリアレストランを探索しに戻ってきたいと思いました。今回は行けませんでしたが、７５年も続いているL＆B Spumoni Gardenというレストランなどは是非行ってみたいところの１つです。

デパートのショーウインドー／ロックフェラーセンター