今日はアメリカの誕生日会の話です。というのも年中で一番忙しいサンクスギビングとクリスマスの間に生まれた次男の誕生日会を終えたたばかりだからです。
さて話を始める前に彼の誕生日に対して抱える2つの問題点についてです。それは1年でもっとも忙しい時期にあるということと、この時期は寒くて外ではパーティーができないということです。外でできないということはどこかパーティー会場を借りてやるか自分の家でパーティーを開くかのどちらかになるので、労力かお金のどちらかがかるということです。去年は2時間のパーティーでコメディーのエンターテイナーに通常1時間のショーを30分にしてもらって安くすませました。今年はマジックショーなんかを考えてたのですが、とても高かったのでいろいろ考えた末自分たちでやることに決めました。
アメリカの誕生日会は自分で企画する場合”テーマ”を決めてやるとうまくいきます。というかほぼ皆さんそうしているようです。そしてそのテーマにあった飾りつけ、食べ物、クラフト、ゲーム、お土産などを用意するわけです。そのテーマはテディーベア、スポーツ系、ディズニー、レゴ、自分の子供が好きなことなどなんでも良いのです。別にテーマを決めなくても良いのですが、決めた方がなんとなく計画性がありオーガナイズされているという感じが子供たちの親に伝わるし、やる側も1つ1つを決断するのにテーマが決まっていた方が決めやすいというのもあります。また自分の子供が興味のあることをテーマにすると、例えばレゴだったら、招待された方もレゴのプレゼントにしようかなっと、まーとにかくいろいろ利点があるわけです。
さて、いざこのパーティーの詳細を企画するにあたって、一番のチャレンジは何か主となる手頃なエンターテイメントを考えだすことでした。今までの経験から言って、2時間のパーティーで小学校1年生の男の子が約10名(+近所の子供達)となるとクラフトやゲーム以外にもなにかエンターテイメントするものが必要になってくるというのがよくわかっています。でないと結果全員が走り回ってレスリングを始めてという具合になってくるからです。でもエンターテイメントを雇うのはお金がかかるし…。家で3Dの映画はできないかな?とか、近所にギターの弾き語りができる人がいないかなっ?とか、90分の映画を見せるのはひどいかな?といろいろアイデアを日中巡らせ、夜更けまでネットでいろいろアイデアを検索し、ある日ついにパーフェクトなイギリスの30分の恐竜のショーを見つけることができました。昔のジェラシックパークの映画のようなTV番組でわりと面白く、そして何よりも30分と時間もちょうどいいのです。それを見つけてもう即座にパーティーのテーマは”恐竜”になりました。
テーマとメインが決まればあとは簡単です。クラフトを適当に考え、食事(時間帯が夕飯の時間だったので)とケーキを用意するだけです。食事は息子の好きなお寿司とピザを用意し、ケーキはもちろん恐竜がテーマのケーキ。用意したクラフトの1つは植木鉢にサボテンを植えて恐竜ランドを作るもの、もう1つはグラハムクラッカーで作っておいたジンジャーブレッドハウスを飾りつけするもの。当日はどちらも子供たちが夢中になって作り、映画も盛り上がり、去年よりもずっとスムーズに成功に終えることができました。去年はなるようになるっと思ってましたが、はやり計画性も大事ということがわかりました。
当日のパーティーはこんなかんじに流れていきました。
20分:フリープレイ
10分:恐竜のクラフト
30分:映画
20分:フリープレイ
20分:夕飯、ケーキ、
20分:ジンジャーブレッドハウスの飾りつけ、フリープレイ
何はともあれ12月の忙しいスケジュールの中、無事に誕生日会を終えることができました。そして次の日の実際の誕生日にはちゃんとイチゴのケーキも作ってお祝いしました。上の写真のようなバターたっぷりのフロスティングのケーキではなく、日本のデリケートなケーキを知って欲しいという母親の意地からですが。火曜日のラーメンのクラスに続いて、誕生日会をクリアー!明日からは来週にひかえた、自宅でのクリスマスのお料理教室の準備です。忙しいけど、やりがいのある毎日です!
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