雑誌Ginger web 連載記事を更新しました。
親しまれている調味料のはずなのに、実際にどう使ってよいかわからない食材のひとつが「ナンプラー」。出来合いのソースやスパイスミックスに頼ってしまってるからでしょうか。使えるようになると、とても役立つ基本の食材なので、ぜひマスターすることをオススメします。 今回は無理なく取り入れられる基本の使用法から、特製チャーハンまで幅広く使い方を紹介するので、ぜひ試してみてください。同じ料理でも、違いがでてきますよ!
使い方1:仕上げに加える
まずは難しいこと抜き。最も簡単に使う方法、料理の仕上げにちょっと加えてみることです。次にあげる料理の仕上げにちょっと加えてみてください。いつもの一品が新しい味に変化し、きっと驚くはず。
– インスタントラーメン
– 酢の物
– 冷奴
– スープやシチュー
– 目玉焼き
使い方2:醤油を半量ナンプラーに変える
ナンプラーだからタイ料理にと思わず、日々の料理の醤油を半量ナンプラーに変えてみましょう。思っているほどクセもなく、万能調味料として役立つこと間違い無しです。
– 唐揚げなどのマリネに
– 炒め物、特にイカやエビを素材に使った料理
– 炊き込みゴハン
(例:参照炊き込みご飯 https://www.spark-ginger.jp/gourmet/54269.html)
– チャーハンや焼きそば
– 和風サラダドレッシング
使い方3:アンチョビのように、隠し味に使ってみる
アジア料理だけでなく、シェフ達の間ではアンチョビ同様、イタリア料理などの西洋料理の隠し味にも使われています。
アンチョビよりもさっぱりしていて、醤油のように色が着かないのが人気の秘訣でしょう。特にシーフードパスタやシーフードリゾットには、オススメです。
絶品レシピ:ナンプラーを使った「タイ風チャーハン」
これは我が家で最も人気のチャーハンです。たっぷりのニンニク、干しエビ、ネギ、卵、ナンプラー、砂糖のコンビネーションがまさにハーモニーといえる、チャーハンの傑作です!
材料:1人分
サラダ油 大さじ1杯
ニンニク 1~2片
鷹の爪 好みの量
干しエビ 大さじ2杯
ネギみじん切り 1/2カップ
卵 1個
ナンプラー 小さじ2杯
砂糖 小さじ1/2杯
ご飯茶碗 1杯
香菜粗みじん切り 好みで
ライム 好みで
作り方
1 フライパンにサラダ油、ニンニク、鷹の爪、干しエビを入れ、弱火でニンニクがうっすら色づくまで炒める。
2 ネギを加え、しんなりし始めたら、すべてを隅に寄せる。
3 空いた場所に必要なら油を加え、卵を割り入れる。固まりかけたら、崩すように炒め、他の具材と混ぜ合わせる。
4 ナンプラーと砂糖を加え、ひと混ぜしたら、ご飯を加えパラパラに炒め、最後に香菜を加える。好みでライムを絞って、いただく。
文・写真/ブライデン陽子
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