今日は、今は亡きジュリア.チャイルド (1912-2004) の生誕100周年だったそうです。グーグルのホームページのロゴ(上記写真)を見て知りました。
あまり日本では馴染みのない彼女ですが、アメリカでは家庭向けのフランス料理を初めてわかりやすく紹介しただけでなく、家庭で料理を作る喜びや食べる喜びを伝えた料理研究家の第一人者にあたります。1912年にカリフォルニアで生まれたジュリアは、夫の仕事で移り住んだパリでその料理に魅了され、名門料理学校コルドン.ブルーに通います。帰国後はアメリカの家庭でも作れる親しみやすいフランス料理本の出版やテレビの料理番組で活躍し、アメリカの国民的なアイドルとなりました。今活躍するシェフや料理研究家で彼女の影響を受けた人は少なくないでしょう。
死去した後の2009年には、「ジェリー&ジュリア」という映画でメリル・ストリープがジュリア.チャイルドを演じ、ヒットしました。また1961年が初刊の Mastering the Art of French Cooking は、今でも多くのアメリカ人に親しまれています。
私も彼女のテレビ番組を何度も見たことありますが、実はそれほど馴染みがあるわけではありません。それに比べ義母にとってはかなり大きな存在であったようです。義母の本棚から Mastering the Art of French Cooking を手にして何品か作ったことがあります。本のデザインからちょっと古くささを感じますが、家庭用にわかりやすく書かれているので、気を張らずに作れるレシピが多く、ある意味で実用的な本だと思います。
約10年間マサチューセッツのケンブリッジにも滞在したことがあるというジュリア、ボストンに住んでいる私にはそんなささいな事からもよりいっそう親しみを感じます。いつか彼女のレシピをもっと試してみたいなっと思います。アメリカの料理の歴史に、いろんな意味で大きく貢献したジュリア.チャイルド、お料理好きの皆さんにどうしても紹介したく寝る前にコンピューターに向かった次第であります。
...それでは、おやすみなさい。
inagakimegumi
はじめまして。Julie & Julia 大好きな映画です。また、先日リヨンでの仕事の後、出発便までの待ち時間と飛行機で読むものが無かったので本屋さんに寄りました。そこで、リヨンなのでやはりサンテグジュペリかなぁと思いながら本を探していたところ、Julia Child “My Life in France” をみつけ、迷わず帰国のお供にしました。そして、今日、Yoko DesignさんのブログにJulia Child の名前をみつけ、何かつながりを感じてうれしく、コメントしました。本はまだ途中なので読み進むのが楽しみです。Julia とても魅力的ですよね。
YokoDesign
コメント、ありがとうございます。ウェブの力はすごいですね。私のブログがサーチに引っかかってくれたとは、うれしです。ジュリアチャイルドは日本ではあまり馴染みがないですが、私も魅力的な女性だと思います。今日はジュリアを通してウェブ上ですが、お話できて良かったです。リヨン、私はまだいったことありませんが、いいですね。私はボストン在住で、今はニューヨークのハンプトンで夏最後の休日レーバーデーを過ごしています。今後もどうぞよろしくお願いします。...陽子