エルフ オン ザ シェルフ(Elf On The Shelf)ってご存知ですか?日本では、まだ馴染みが薄いですが、アメリカのクリスマスの伝統になりつつあるものです。というのも2004年にアメリカのある作者が娘のために作った話で、これが2005年に出版されて以来始まった新しい伝統だからです。伝統ってこうやって生まれるんだなって客観的に見ててとても面白いですが。話はこんな感じです。
(Amazonより抜粋)エルフとは、サンタさんから送り出された小さな妖精です。この小さなエルフたちは、”エルフ・アダプションセンター”というところで、すてきな家族に引き取ってもらうのを待ちます。まだ眠っているエルフは、その家族から「エルフ・オン・ザ・シェルフ」の本を読んでもらうことで、命を吹き込まれ、目覚めます。そして、そのエルフに不思議な不思議なクリスマスマジックが宿り、毎年家族のクリスマスの一員になるそう。簡単に言えば、エルフはサンタさんのスパイのようなもの。サンタさんの目になり耳になり、家にある棚(シェルフ)にちょこんと座って、子供たちがいい子にしているかどうか、プレゼントがもらえる子かどうか観察して、状況を逐一報告しているのです。この小さなエルフ。本棚の上にいたかと思いきや、テレビの横にいたり、キッチンのカウンターにいたりきゃ親たちは、子供が眠っている間にエルフを動かして、エルフが移動しているかのような演出をするのだそうな。
早い話、サンタから送り出されたエルフは子供が寝ている間にサンタの元に戻って子供がいい子だったかどうかの報告をし、そして朝にはまた戻って今度は家の違う場所に姿を現します。子供達はそんなエルフを毎朝起きて見つけることが楽しみになります。
この新しい伝統、もちろん何でもそうであるように賛否両論ありますが、あまり難しいことを考えずに興味があればやってみるのもいいかもしれません。これからのこの伝統がどのような方向に向かっていくのかはわかりませんが、今のところ毎年人気が向上しているようです。場合によっては親の方が毎晩楽しんでエルフを動かしているというのも聞きますし、我が家のように動かすのを忘れる日のが多い家庭もあるようです。ただ一度始めるとなかなか止められないので、しっかり考えた上で決めてくださいっというのが私からの唯一の助言です。
というわけで、どちらにしても皆さん、間もなくやってくるクリスマス、たっぷり楽しんでくださいね。
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