この夏から雑誌「Ginger」公式サイトに記事を連載しています。今回載せたパスタの記事、ここでそのまま紹介したいと思います。
【Yoko Design Kitchen】ボストン在住料理家が伝授する、シンプルが嬉しい絶品パスタレシピ4!
材料が最小限のシンプルなパスタは、何よりものご馳走ですが、意外に作るのが難しいという声をよく聞きます。シンプルがゆえ、コツを掴んで丁寧に作ることが大切です。そしてコツさえ掴めれば、いつでも気軽に美味しいパスタが、ささっと作れます!スクランブルエッグを添えて朝ごはんに、そのままスナックに、最後の〆にと幅広く使えるのも嬉しいです。
カチョエペペ(黒胡椒+チーズ)
ローマ名物で、スパゲッティにペコリーノチーズと胡椒を加えただけのパスタです。ペコリーノチーズが手に入らなければ、パルミジャーノチーズで代用してください(どうしても無ければ粉チーズで代用)。最近はスーパーでも見かけるハードタイプのチーズです。チーズの脂肪分が分離しないように、スパゲッティの茹で汁を少し加えます。
●材料(1人分)
スパゲッティー100g
オリーブオイル大さじ1〜2杯
粗びき黒胡椒小さじ1/2杯
パスタの茹で汁大さじ4杯以上
ペコリーノ・ロマーノ(パルミジャーノ・レッジャーノ)1/2カップ
塩
●作り方
パスタを硬めに茹で、水気をきる。茹で汁を1/2カップ程とっておく。
フライパンにオイルを加えて熱し、胡椒を加えて良い香りがするまで1分ほど炒める。
茹で汁大さじ4杯を加え、沸騰したら、パスタを加えて一混ぜし、すりおろしたチーズを加えてパスタにからめる。必要なら、茹で汁をさらに加える。
最後に塩で味を調える。
レモンチーズ(レモン+チーズ)
レモンの香りがほんのりするこのパスタは、酸味があるので、好き嫌いがあるかもしれませんが、和食から洋食まであらゆる料理の付け合わせに重宝します。
●材料(1人分)
オリーブオイル大さじ1杯
バター大さじ1杯
すりおろしレモンの皮、1/2個分
レモン汁大さじ1杯
パスタの茹で汁大さじ2杯
パルミジャーノ・レッジャーノ(粉チーズで代用)大さじ1杯
塩・胡椒
●作り方
パスタを硬めに茹で、水気をきる。茹で汁を1/2カップ程とっておく。この間に、フライパンにオリーブオイルからパスタの茹で汁までの材料をフライパンに加え、バターが溶けるまで中火で熱する。ここにパスタとチーズを加えてよく混ぜる(必要ならパスタの茹で汁を加える)。塩と胡椒で味を調える。
好みでさらにチーズとパセリのみじん切りをふりかけ、サーブする。
ペペロンチーノ(ニンニク+チリ)
あまりにも有名なペペロンチーノ。美味しく作るコツは、オリーブオイルを多めに使うことと、オリーブオイルにニンニクと鷹の爪で味をつけていくことです。焦らずゆっくり作りましょう
●材料(1人分)
スパゲッティー100g
オリーブオイル大さじ2杯
ニンニク、2片
鷹の爪1本
塩・胡椒
好みでパセリのみじん切り
●作り方
パスタを硬めに茹で、水気をきる。茹で汁を1/2カップ程とっておく。この間に、ニンニクを薄皮をとって、包丁で叩いて潰し、オイルと鷹の爪と共にフライパンに加える。
ニンニクがうっすら茶色になるまで弱火で炒めてオイルに香りをつける。
パスタをフライパンに加え、さっと混ぜて(必要なら茹で汁を少し加える)、塩・胡椒で味付けする。好みでパセリを散らしてサーブする。
マカロニ&チーズ (マカロニ+チーズ)
アメリカでは子供から大人まで大好きなマカロニ&チーズ。ジャンクフード的なイメージがありますが、手作りすれば驚くほど簡単で美味しいです。作り置きしておくと、サイドディッシュとして活躍してくれる、便利な一品です。
●材料(1人分)
マカロニ 100g
牛乳100ml
粒マスタード 小さじ1/2杯
玉ねぎすりおろし 大さじ1杯
ニンニクすりおろし 1/2片
シュレッドチーズ(あればチェダー)50g
塩・黒胡椒
●作り方
マカロニを表記時間より2分程短めに茹で、水気をきる。
マカロニを鍋に戻し、牛乳からニンニクまでの材料を加え、火にかけて水分を半量ほど煮詰める。シュレッドチーズを加えて溶けたら、塩・胡椒で味を調える。
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