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この時期になると無性に食べたくなるデザートが、苦いエスプレッソで作るコーヒーのグラニータ。グラニータとはシチリア発祥の氷菓のことで、遠い時代にペルシャから伝わったという古い歴史を持っています。そんなグラニータ、夏の暑さが厳しいシチリア島ではデザートというよりパンとともに朝食に食べたりもします。シチリア島同様に暑さが厳しい日本の夏、グラニータを食べたらいつもの暑さもちょっとオシャレに感じられそう! ぜひ試してみてください。
「コーヒーグラニータ」の作り方
たった3つの材料で、特に特別な機材も要りません。ただ少し手間がかかるのが難ですが、それを難と思わず楽しみながら作るのがシチリア流かもしれません。少しずつ固まって行く様子を観察しながら、出来上がりをゆっくり待ちましょう。美味しく作るコツは小まめにかき混ぜてクリーミーに仕上げることです。
●材料
濃く淹れたコーヒー1カップ
砂糖大さじ2杯(甘さは好みで調節)
生クリーム適量
●作り方
コーヒーが熱いうちに砂糖を溶かし、バットに流し粗熱をとる。
冷凍庫に入れ、シャーベット状になるまで30〜40分おきに(最初は1時間くらいおいても良い)フォークを使って混ぜる。
食べる前にもう一度全体を混ぜてから器に盛り、泡だてた生クリームを乗せていただく。
食べ方のアレンジ&その他のフレーバー
アイスエスプレッソ(アイスコーヒー)を加えてグラニータ入りのドリンク風にしたり、コーヒーのリキュールを加えて少し大人の味に仕上げたりしてアレンジを楽しんでみてください。
またコーヒー以外に、レモンやオレンジなど果汁から作るグラニータもとても人気があります。上記のコーヒーと同じような要領で作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
文・写真/ブライデン陽子
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