“ローズウォーターコーヒー”って? ハーブ&スパイスで、手軽にオシャレコーヒーを!
カプチーノやラテがすっかり定着してきましたが、実はまだまだ知らないコーヒーの味、 あるんです。今流行りのコーヒーはミルク系ですが、今日紹介するタイプはハーブやスパイスを加えて作るシンプルなもの。特別な機械がなくてもできるのが嬉しいこのコーヒー。今日の気分に合わせてセレクトしましょう。深入り豆で要れる濃い目のコーヒー がおすすめです。
ローズウォーターコーヒー
トルコ周辺の地では、コーヒーや紅茶にローズウォーターを加えることがあります。本来はトルココーヒーを使うのですが、エスプレッソや濃く淹れたコーヒーで代用しましょう。 ローズウォーターはブランドによって香りの強さが違うので、1滴ずつ加えて様子をみてください。リラックス効果もあるローズウォーター、どこかエキゾチックな気分にさせてくれます。 ●作り方(1杯分): エスプレッソ(もしくは濃いコーヒー)にローズウォーター数的もしくは好みの量加える。好みで砂糖を加える。 バリエーション: ローズウォーターの代わりにバニラやアーモンドなどその他のエッセンスを加えても面白いです。
カルダモンコーヒー
16世紀の初期にすでにコーヒーを飲む習慣が根付いていたというイェメン近辺アラブ諸国では、コーヒーにカルダモンを入れて飲むことがあります。ショウガ科であるカルダモンの効能の1つに、消化不良を助けたり口臭防止効果もあるので、食後におすすめめです。
●作り方(2杯分): カルダモンホール2個をすりこぎで叩いて軽くつぶし、コーヒー2杯分に混ぜて普通にドリップする。カルダモンの風味をさらに高めたい時は、出来上がったコーヒーに、直接カルダモンを加えても良いです。
フレッシュミントコーヒー
ほんのり爽やかなミントの香りがとてもリフレッシュなコーヒー。ミントの苦味が出るので砂糖を少し加えると美味しくなります。濃い目に淹れてアイスで飲むのもオススメです。カップにミントの葉を浮かべて、どうぞ。
●作り方(2杯分): ミント二枝程をすりこぎで軽く潰して(潰しすぎると苦くなるので注意)、コーヒー2杯分に加えて普通にドリップする。夏場はアイスもおすすめ。
メキシカンコーヒー
メキシコにカフェ・デ・オリャと言って、シナモンと黒砂糖で作る甘いコーヒーがありますが、今日はそれにオレンジの皮を加えて味を深めました。砂糖をたっぷり入れて、ホイップクリームを乗せたら、食後のデザートにもなります。オレンジの皮無しでシナモンだけで淹れても、もちろんオーケー。砂糖を使う場合は、できれば白糖より三温糖などを使うと味わいが深くなるので、おすすめです。
●作り方(2杯分): コーヒー2杯分にすりおろしたオレンジの皮1/2個分、シナモンパウダー小さじ1/8杯を加えて、普通にドリップする。このみで砂糖、ミルク、ホイップクリームなどを加える。
アニスコーヒー
マンハッタンにある北欧コーヒーショップで飲んでから、すっかりハマっているアニスの香りがするコーヒー。濃い目に入れて、砂糖とミルクをたっぷり加えて飲みましょう。手に入るのなら、アニスのキャンディーも1つ添えると、最高のくつろぎの時間に!好き嫌いがありますが、癖になること間違いなしの味です。 ●作り方: アニスシード小さじ1杯、コーヒー大さじ2〜4杯、水300ml 小さな鍋にアニスシードを入れて中火にかける。1分ほどして良い香りがしてきたら、コーヒーと水を加える。沸騰したら火からおろし、5分ほどしてから、濾す。たっぷりの砂糖とミルクを加えて。夏場はアイスでどうぞ!
写真・文/ブライデン陽子
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