スムージーやコールドプレストジュースなどがアメリカではブームですが、これらはジュースの代わりではなく、どちらかというと朝食やスナックの代わりに登場しました。そういった意味では、グリークヨーグルトと同じです。忙しい時に簡単に栄養がとれる、料理が苦手な人にでも簡単に作れる、子供も好き、消化に良いなどいろいろな理由があります。
それでは、スムージーが食事の代わりなら、ジュースというものはまだ飲み続けているのでしょうか?アメリカの飲料水の市場ではジュースの売り上げは少しずつ低下していると言われています。そしてその代わりにフレーバーウォーターと言ったミネラルウォーターや炭酸水に果物や野菜、ハーブなどのエキスを加えたライトなドリンクが売り上げを伸ばしています。ジュースに比べたら甘味が少なく、ライトな感じでよりナチュラル、スポーツの後などにも飲みやすいというのが売りのようです。
グリークヨーグルトもそうでしたが、フレーバーウォーターもフレーバーの種類や組み合わせが大事なポイントと言えます。世界中がグルメになってきたのか、今アメリカではユニークなフレーバの組み合わせが全ての成功へつながっているような気がします。その例としてフレーバー付きウォッカなどのリキュールがあります。そして最近私が出会って面白いと思ったものが、フレーバー入りのレモネードです。その組み合わせはローズマリー、キュウリ、ショウガ、ラベンダー、ミント、タイバジル、スイカなどエンドレスにあります。またカクテルもフレーバー付きリキュールに野菜や果物の汁を濾して加え、フレーバーウォーターに並ぶフレーバーカクテルなどが、都会ではお洒落で且つヘルシーとなっています。カクテルを飲みながらも、栄養補給で一石二鳥?といった感じでしょうか。確かにリフレッシュな気分になることは事実ですが。そんなカクテルに興味がある方は、以前のブログ、”プラムとバジルのカクテル”、を是非試してみて下さい。
さてそのフレーバーウォーターは、実は家庭で簡単に作ることができます。私はよく人をおもてなしする時に(特に女性)、水の代わりにサーブしています。初めて出会った手作りのフレーバーウォーターは、20年程前マンハッタンのブティックでサーブしてくれたものでした。これは柑橘類とキュウリのフレーバーウォーターでしたが、その当時そこにキュウリが入っていたのが新鮮でした。これは簡単にできて、皆さん喜んでくれるのでおすすめします。なんのことはない、好みの野菜や果物をスライスして水に一晩漬けて置くだけのことです。ただそれだけですが、見た目が奇麗だし、なんとなく体に良いような気がして、そんなところが受けるのかもしれません。おすすめの材料を書いておくので、参考にして下さい。
手作りフレーバーウォーター
果物の汁を搾って濾してから、水に加えて作る方法もありますが、まずは材料を切ってから一晩水につける方法でやって見て下さい。ジュースが出来上がるのではなく、ほんのり味がする程度です。好みの材料を組み合わせて、楽しんでみて下さい。
<おすすめの素材>
柑橘類(オレンジ、グレープフルーツ、柚子、ライム、レモン)
スイカ
キュウリ
メロン
ハーブ(ミント、バジル、シソ、ローズマリー、ラベンダー、ショウガ)
ぶどう
プラム
ベリー系(イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー)
トロピカル系(パイナップル、マンゴ、キューイ、パパイア)
<組み合わせ例>
スイカ+キュウリ+ミント
レモン+ハーブ(ローズマリー、ミント、バジルなど)
レモン+ミント+(ショウガ)
トロピカル系の中から2、3個組み合わせる
ベリー系の中から2、3個組み合わせる
イチゴ+スイカ
イチゴ+ミント(バジル)
ブルーベリー+プラム+バジル
柑橘系の中から2、3個組み合わせる
レモン+キュウリ+ミント
レモン+ブルーベリー(ブラックベリー)
メロン+スイカ
イチゴ+ライム
photo courtesy of blog.aquahealth.com
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