雑誌Gingerウェブ連載記事を更新しました。
カレーが大好きな日本人にとって、カレーはまさに研究対象のひとつ。休日にこだわりのオリジナルカレーを作るなんて人もいるかもしれません。
今回ご紹介したいのは、「GABAN 手作りのカレー粉セット」。20種類のスパイスを小袋に詰めたもので、それらを混ぜてカレー粉を作れば、家庭で本格的な味が楽しめるというカレーフェチならぜひ試してみたい逸品。
一般のスーパーではあまり見かけない商品ですが、少し品揃えの良いスーパーや輸入食材店などで手に入れることができます。
というわけで、早速試してみましたのでその分析レポートとしてご紹介します。シーズンを先取りしてこのカレー粉にぴったりな夏野菜を使ったレシピも合わせて参考にしてください。
ポイント解説
●おすすめポイント
– 小袋に入ったスパイスを混ぜるだけなので、特にマイスパイスの準備はなし! でもなんだかやったという満足感が湧いてきます。
– 何といっても新鮮です! それぞれの小袋を開けると、ひとつひとつのスパイスのよい香りがしてくるので、幸せな気分に! 20種類もの新鮮なスパイスの香りを一気に楽しめるチャンスは、正直レアです!
– 本格的なカレー粉は市販でも手に入りますが、これは予め混ざってないので、辛さなどを好みで味調節でき、自分だけのオリジナルブレンドを作ることも可能です。
– このカレールーには添加物や脂肪分が入ってないので、とてもヘルシー。
●注意ポイント
この商品にはカレールーに入っているトロミやコクはないので、ルーを使い慣れいる人は、物足りなさを感じるかも。カレーはトロミだ!という人は、カレールーの方がオススメかもしれません。
カレー粉の作り方
1. 小袋からスパイスを出し、軽く混ぜる。
2. フライパンにサラダ油大さじ1杯を入れ、スパイスを入れて、弱火で焦がさないように5−6分炒める。
3. 冷まし、密封容器に入れて保存する。すぐにも使えるが、数日熟成させるとスパイスが馴染み、コクのある本格的な味を楽しめます。
挽肉と夏野菜のカレー
材料(6人分)
サラダ油
玉ねぎ大1個、みじん切り
すりおろしニンニク2片分
生姜ひとかけ、すりおろす
牛ひき肉450g
トマト1個、フードプロセッサーで細かく刻む
塩
カレー粉大さじ4杯(好みで調節)
水(好みで固形スープの素を加えても良い)
好みの夏野菜(シシトウ10個、オクラ10個、ナス2個、パプリカ1個)
ヨーグルト大さじ4杯
作り方
1. 厚手の鍋にサラダ油大さじ4杯を中火で熱し、玉ねぎを加えて茶色になるまで炒める。ニンニクと生姜を加え、よい香りがするまで1分ほど炒める。玉ねぎをしっかり茶色になるまで炒めるのが、美味しさのコツです。
2. 1を取り出すか鍋の隅に寄せ、必要ならサラダ油を足し、牛ひき肉を加え炒める。肉に火が通ったら、トマトを加えてさらに炒める。
3. 全体の水分が飛んだら、塩で軽く味付けし、カレー粉を加え、よい香りがするまで1分ほど炒める。ひたひたの水を加え、沸騰したら弱火にし、15分程煮る。
4. カレーを煮ている間に、フライパンに油を加えて中強火で熱し、好みの大きさに切った野菜を順に加え、全体に焼き色をつけていく。好みで素揚げにしてもGOOD。
5. 3が煮立ったら4とヨーグルトを加え、野菜が好みのかたさになるまで煮る。必要なら途中で水を足す。塩で味を調節する。
暑いシーズンには、サラサラでスパイシーなカレーがぴったり。ぜひお試しください。
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