雑誌Gingerホームページ連載記事:コスパ◎な、おもてなしスイーツに。超簡単×美味「コーヒーゼリー」レシピ
たまに無性に食べたくなるコーヒーゼリー。先日ふとしたきっかけで、その歴史を知る機会がありました。日本の伝統デザートのようなイメージがありますが、実は最初に作られたのはイギリス。日本にはコーヒーと同じ頃伝わり、20世紀前半の喫茶店ブームに伴って社会に浸透していったようです。ただ現在イギリスではコーヒーゼリーを食べる習慣がなくなってしまったようで、海外の雑誌などで逆にコーヒーゼリーが日本のデザートとして紹介されているのを見ると、面白いなと思います。
さてこんな話を読んでいたら、コーヒーゼリーを食べたくなった皆さんも多いのではないでしょうか? ご存知の方も多いとは思いますが、あえて今日は基本の作り方とそのアレンジの仕方を紹介します。ほろ苦いゼリーを食べながら、その深い歴史を感じてみてください。
コーヒーゼリーの作り方
今回紹介するゼリーの特徴は、甘味がほとんど無いことです。個々に好みの甘さが違うので、アイスコーヒー同様、食べる時にガムシロップで調節しましょう。
コーヒーは300ccで作ると固め、400ccで作るとゆるめに出来上がるので、好みで分量を調節してください。ガムシロップは市販の物でももちろん大丈夫です。
材料 2-3 人用
<コーヒーゼリー>
コーヒー(インスタントでもドリップでも)300cc – 400cc
粉ゼラチン5g+水大さじ2杯
砂糖大さじ1
生クリーム適量
<ガムシロップ>
水:砂糖=1:1
●作り方
1. コーヒーを沸かす。粉ゼラチンと水大さじ2杯を合わせ、ゼラチンをふやかしておく。
2. コーヒーを鍋に入れ、沸騰したら火から下ろし、砂糖と1のゼラチンを入れ、泡立て器でゼラチンを溶かす。
3. 型に2を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
冷やし固めている間に、ガムシロップを作る。鍋に同量の水と砂糖を入れて火にかけ、砂糖が完全に溶けたら、火から下ろし冷ます。
4. 出来上がった3のコーヒーゼリーをスプーンですくって器に盛り、好みの量の生クリームとガムシロップをかける。
コーヒーゼリー入りアイスコーヒー
アイスコーヒーにコーヒーゼリーを加えるだけで出来上がり! 飲む時に各自好みのクリームとガムシロを加えます。カフェメニューとしてもよく見かけると思いますが、自宅で再現したことはありますか?
とても簡単に作れて見栄えも良いので、お友達など招待した時にぜひ作ってみてください。喜ばれますよ!
コーヒーゼリーパフェ
近所のカフェにコーヒーゼリーパフェがあるのですが、ちょっと値段が張るので自分で作る時があります。せっかく材料を揃えて作るなら、ついでに友達を招待してパフェパーティーをしちゃいましょう。
1人分作るのは少し面倒でも、ちょっとしたおもてなしと思うと、逆に簡単に思えてきますよ。これからの季節にぴったりのコーヒーゼリーパフェぜひ作ってみてください。
<パフェの材料例>
コーヒーゼリー
アイスクリーム(バニラ、チョコ、コーヒー、キャラメルなど)
シリアル
チョコレートシロップ
クッキー
トッピング(ナッツ、カカオニブ、チョコチップ、クッキーを崩したものなど)
ホイップクリーム
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