2月末から3月初めにかけて、日本へ遊びに行くついでに、台北で3泊ほどして、小旅行を楽しんできました。中国はかなり旅したことがあるのですが、実は台湾は今回が初めて。中国に比べると、日本と似ているところがたくさんあって、そのあたりがとても興味深かったです。
特に計画も立てずに舞い降りた台北。ただ街をひたすら歩き、疲れたら地下鉄やバス、電車に乗って郊外に行ったり、1人だからこその自由な街歩きを楽しみました。
街歩き
住宅街のど真ん中にある足湯は意外にもリラックスでき、陶器の町鶯歌では旧正月の獅子舞が見られ、一瞬日本のような感覚になったり、やっぱり台湾らしいお寺があったりして、1人で色々と考えたり納得したりしながら、のんびりと過ごしました。
豆漿
台湾で一番好きだったのは、何と言っても豆乳屋(豆腐屋?)がたくさんあることです。新鮮な豆乳を飲めるだけでなく、朝ごはんもとても豊富。毎朝目覚めると、近くの豆乳屋での朝食が楽しみでたまりませんでした。
屋台飯
そして安くて美味しい屋台料理も充実しています。
夜市
さらに夜は夜で、夜市がたくさんあり、遅くまでいろんな屋台が楽しめます。なんですが、やはり観光客が多いところは、穴場の店を見つけるのが難しいので、少し郊外にある夜市がおすすめです。私が行った中では、海の近くにある基隆夜市 (廟口夜市)の料理の質がとても高く、特に蟹のスープと台湾風おこわが、もう最高でした!
九份
時間があったので、バスに揺られて「千と千尋の神隠し」で知られる九份にも行ってきました。あいにくこの日は小雨で肌寒く、さっさと帰りたかったのですが、やはりせっかく来たので明りが灯る夕暮れまで待つことに・・と言ってもあと2時間。
でもラッキーなことに、日本人が行く行列の阿妹茶酒館の裏手に「芋仔蕃薯」という別の茶酒館を見つけ(洞窟のような入り口が素敵です)、ここでのんびりと台湾茶を飲みながら待つことができました。霧が立ち込む山間の古い街で、お茶を飲みながら梅を摘んでいると、不思議な幻想的な気分に包まれ、素通りしていたら見逃していたかもしれない九份の魅力を感じることができたような気がしました。
台湾茶
九份ですっかり台湾茶に魅了され、帰国当日に朝7時から営業している老舗のお茶問屋「林華泰茶行」を見つけ、たくさんのお茶を買ってきました。ここ、種類も豊富で価格も手頃で、とてもおすすめです。特に気に入ったのが、台湾の紅茶「蜜香紅茶」。その名の通り、甘い蜜のような味というか香りがして、現在、毎朝この紅茶を飲むのが密かな楽しみとなっています。こういうのもトータルして、やっぱり旅って良いですね。
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