2014年が始まり平常に戻りつつある毎日ですが、ホリデーシーズン中に不健康な食生活が長かったせいか、まだシンプルなものが食べたくなる時があります。そんな時はこのブラックビーンスープをよく作ります。料理界の世界では認められないのではっと思う程いい加減なスープですが、長年作っている内にここに辿り付きました。そんなメキシコのブラックビーンスープを新年の始まり(このブログを書き始めた2週間前はまだ新年気分でした)として紹介したいと思います。
このスープは私が一番実用的だと思うスープです。それがどう言う意味なのかというと、無駄が無い、包丁もほとんど使わない程簡単、栄養価が高いという3点にあります。本当に材料を投げ込んで煮るだけなのです。どうしてこのスープが生まれたかというと、美味しいスープに必要なチキンストックを作る手間を省くために、チキンストックを作りながらブラックビーンスープの材料もいっしょに煮込んで、そしていつも捨てているダシをとった後の野菜も全てここでいっしょにピュレー状にしてしまうという発想からです。
豆がベースのスープなのでかなりシンプルで、もしかしたら物足りないと思う方もいるかもしれません。そういった場合はベーコン2−3枚とクミンパウダーや市販のタコシーズンイングなどを加えていっしょに煮るとコクや風味が付いて良いかもしれません。サワークリームを牛乳で少しのばしたものと香菜のみじん切りをトッピングに、温かいトルティーヤをパン変わりにすると朝ご飯や週末のブランチにぴったりです。
Yoko流, 駄無しメキシカンブラックビーンスープ
Recipe Type: スープ
Cuisine: メキシカン
Author:
Serves: 4−6人分
Ingredients
- 1袋(1lb=450g) ブラックビーン、もどす
- 約2リットル 水
- 3片 ニンニク、皮をむく
- 小1個 タマネギ、皮をむいて半分に切る
- 1本 ニンジン、半分に切る
- 1本 セロリー、半分に切る
- 1個 プラムトマトか小さめの普通のトマト、半分に切る
- 1個 パプリカ(赤ピーマン)もしくはピーマン、半分に切って種と芯をとる
- 1本 チポトレチリ
- 0−1本 ハリペーニョ
- 一握り 香菜の茎と葉どちらも
- 好みで 骨付きチキンの一番安い部分(鶏ガラ)、私はドラムスティックを3−4本使います。
- 適量 塩
- <好みで追加の材料>
- 2枚 ベーコン、乱切り
- 小さじ1杯 クミンパウダー(タコシーズニングを使用してもOK)
- <トッピングのアイデア>
- ネギ、サワークリーム、チェダーチーズ、香菜、赤オニオン、トルティーヤチップス
Instructions
- ブラックビーンは戻しておく。戻し方は2通りで、たっぷりの水(2リットルくらい)に一晩浸けておくか、水から沸騰させてそのまま2分沸騰させたら火からおろし蓋をして1時間程待つ。
- 1にチキンまでの全ての材料を加え(使用する場合はベーコンやクミンパウダーなども)、沸騰させたら蓋を半分くらいし、豆が柔らかくなるまで2時間ほど弱火で煮る。途中で時々かき混ぜ、水分が足りない場合は途中で水を補う。
- 2がある程度冷めたら、チキンを取り出し、あとはそのままミキサーでピュレー状にする。チキンは身をほぐして(あれば)スープのトッピングに使うか別の機会まで保存。
- ピュレーを鍋に戻し、温めたら塩味付けをする。
- 好みでサワークリーム、チェダーチーズ、香菜、赤オニオン、トルティーヤチップスなどのトッピングと共にサーブする。
Notes
ブラックビーンズは黒豆ではありません。黒インゲン豆で黒豆よりもっと簡単に柔らかくなります。手に入らなければ、キッドニービーンズで代用して下さい。
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