今週17日はイースターです。日本語で復活祭という意味で、十字架にかけられたイエス・キリストが復活したことを祝う、宗教的にはクリスマスよりずっと意味のある大切な日になります。
イースターの行事や料理は地域によって様々で、アメリカでは生命のはじまりを意味する卵や、多産なため生命の象徴とされるウサギがシンボルとされ、卵のリースを飾ったり、茹で卵をカラフルにペイントしたり、当日はお菓子を入れたカラフルなプラスチックの卵を探すエッグハントというゲームを行ったりして祝います。
我が家のイースターは、朝教会に行き、それから義理母の家へ向かいます。到着したらまず最初にエッグハントをし、それから早めのイースターディナーを食べます。義理母がイタリア系ということもあり、食事はアンティパストやイタリア風のミートパイで始まり、メイン料理は骨付きラム肉をローストしたものにミントソースを添えたものを食べますが、他にハムを食べる家庭も多いです。
イースターもクリスマス程ではないですが、卵やウサギのカラフルで可愛いグッズ、特別の食材やお菓子が店頭に並ぶので、気にしながらショッピングしてみるのも面白いと思います。食材なら近所のスーパーでも十分ですが、雑貨が欲しい方は大手家庭雑貨ショップのHomeGoodsがおすすめです。参考までにどんな商品があるのか、簡単に紹介しますね。
イースターチョコレート
ウサギ型や卵形のチョコレートが、至る店で陳列されているので、さすがに気づいた方も多いと思います。
バスケットチーズ
凝固させた牛乳を固めただけのシンプルなチーズで、イタリア風のパイのフィイングに使われます。崩して塩・胡椒で味付けし、オリーブオイルをかけて食べたり、フリタータやオムレツに混ぜ込んで焼いたりしても使えます。そんなにおいしいものではないですが、伝統です。
ホットクロスバン
十字架(クロス)がアイシングで描かれたレーズンパンで、この時期のものです。
イースターリリー
イースターには欠かせない花です。スーパーの入り口にもたくさん並んでいるのを見かけた方も多いと思います。
ピープス
いかにも体に悪そうな感じですが、意外にさっぱりとしていて食感も普通のマシュマロと違うので、一度は食べてみるのも良いと思います。電子レンジで温めると膨らんで面白い・・と昔インテリアデザイン学校の先生に教えてもらって以来、この時期になると思い出す言葉です。どうでも良いことは忘れないんですね(笑)。
イースターグッズ
パステルカラーの可愛いグッズがたくさん。必要ないものばかりだけど、可愛いですよね。
とこんな感じで、気にしてみると色々な商品があるんですよ。
またイースターは、ニューイングランドでは特に春の訪れも意味しているので、当日は明るい色のドレスを着る女性が多いです。大昔、黒い服を着て登場し、なんとなく浮いてしまった苦い思い出があります。伝統的な家庭に招待されている方は、気をつけてくださいね。
それではハッピーイースター!
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