
雑誌Gingerウェブ連載記事を更新しました。
一見ハードルが高そうな「生春巻き」。実はとても簡単に作れるんですよ。
予め作ってサーブするのは少し面倒ですが、食卓を囲みながらゲスト各自に作ってもらえば、調理の手間はほぼゼロ。作りながら何を巻こうか、ワクワク楽しいパーティーがあっという間に出来上がります。さすが、暑さの厳しい東南アジアの料理ならではですね。
今回は、火を使わずに短時間で作れる! 暑い夏に特にオススメの生春巻きレシピをご紹介します。
成功のポイント、ライスペーパー(生春巻きの皮)

最近は品揃えの良いスーパーや輸入食材店で簡単に手に入るようになって来たライスペーパー。生春巻きを作るときの一番のポイントはこのライスペーパーの扱い方です。
最初に水に浸け、皮が少し柔らかく巻ける状態まで戻します(柔らかくしすぎないのがポイント)。ちょっと水で濡らせば戻るタイプとしっかり水に浸さないと戻らないタイプと、メーカーによっていろいろあります。様子を見ながら以下の方法を試して見て下さい。
すぐ戻るタイプ
両面に霧吹きで水を吹いたり、軽く絞った布巾の上に乗せるだけで戻ります。
すぐ戻らないタイプ
バットやボウルに水を張り、ライスペーパーを入れる。まだ固いが折り曲げれるようになったら、濡れた布巾の上に取り出す。完全に柔らかくなるまで戻さないよう注意。
中身の具材候補リスト

●メインの具
カニカマ、ハム、ツナ、納豆、刺身、スモークサーモン、茹エビ、茹豚薄切り肉
●野菜スティック
アボカド、キュウリ、ニンジン
●葉野菜
レタス、水菜、クレソン、かいわれ、モヤシ、アルファアルファ
●ハーブ
シソ、香菜、ミント、バジル
●その他
タイやベトナムでは茹でたそうめんを一緒に挟みます。
●たれ
市販のゴマだれ、ポン酢、甘味噌、好みのドレッシングなど何種類か用意しておくといろいろと楽しめる
巻き方のポイント

この記事冒頭の「ライスペーパー」を参考に、ライスペーパーを戻したら、湿った布巾を敷いた皿の上に広げ、好みの具を乗せて丸め、たれをつけていただく。
個々で作ってすぐに食べるので、少しくらい破れても大丈夫。豪快に楽しんでください。
写真・文/ブライデン陽子

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