明けましておめでとうございます。今年も1年、どうぞよろしくお願いします。
さて、2017年初のレシピは、私らしくヘルシーに行きたいと思います。何事も最初が肝心です。清々しいスタートを一緒に切りましょう!
グラノーラブームも少し落ち着き、日常生活に浸透したような気がします。そんな栄養価満点のグラノーラ、ヘルシーと言われていますが、市販の物は気をつけないと糖分や脂肪分がかなり多い物、添加物が入った物、肝心のオートミールが少なくほとんどシリアルでできてる物など色々あります。手作りできれば一番ですが、もちろんそんな時間はなかなか取れず、質の良い市販のグラノーラは値段がとても高いのが現実です。私はもう20年以上グラノーラを作っていますが、やっぱり未だ作るのは面倒っという気持ちがどこかにあります。
そこで今日はそんなグラノーラを手作りする時間がない方に、グラノーラに引けを取らない、ある意味ベターなもう1つの朝ごはんミューズリー (Müesli)を紹介します。これは、簡単に言うと火を通さない状態のグラノーラで、材料を混ぜれば出来上がりっというものです。
ミューズリーはスイスやドイツ周辺国々で食べるシリアルの一種で、1900年頃にスイスの医師によって開発されました。ベースになったのは、生のオートミールを食べるというスイスの羊飼いの食事で、この医師は、こんな早い時代に火を通さずに「生」で食べる食事の重要性(今流行りのローフードですね!)を提案していたのです。
というわけで、これ、生でそのまま食べるというのがポイントになります。朝ボウル一杯食べると、不思議なくらいに気分が爽快になります。グラノーラよりヘルシーで、作り方は簡単、食後は気分爽快っと良いことだらけのミューズリー、早速作って、2017年をヘルシーにスタートして見ましょう!
モソモソして食べにくい場合は、食べる時に市販のシリアルや果物を切って混ぜたり、子供や男性でこういうのが苦手な場合は、シリアルにミューズリーを加えるという感じにしても良いかと思います。ヘルシースナックとしておやつにも重宝すること間違いなしです。
レシピは、雑誌Gingerウェブ連載記事(以下)を参考にしてください。
ローフードが人気の現代ですが、1900年にスイスの医師がすでに素材を生で食べる食の重要性を訴えていたとは驚きです。その医師が開発したスイスで人気のシリアル「ミューズリー」は、作り方は混ぜるだけと簡単、食べたあとは気分爽快、グラノーラより脂肪分も糖分も少ない、と良いとこ取りの朝ごはんなんです。まだ知らない方、早速作って、健康的な2017年をスタートしてみませんか?
作り方

材料:
オートミール 3カップ
生ひまわりの種 1/2カップ
生かぼちゃの種 1/2カップ
生ナッツ類(アーモンドやカシューナッツなど)1カップ
*ココナッツフレーク(無糖でも加糖でも)1/4カップ
ドライフルーツ(レーズン、クランベリー、デーツ、アプリコットなど)1ー1 1/2カップ
*その他(フラックスシード、ふすま、ゴマなど)1/4 カップ
作り方:
すべての材料を合わせて、密封容器で保存する。
補足:レシピの分量は目安です。ナッツやドライフルーツなどの量は好みで調節して下さい。*マークの材料は入れても入れなくても良い材料です。
食べ方1:シンプルに

一番シンプルな食べ方は、シリアルのように牛乳をかけて食べる方法です。リンゴやバナナなど好みの果物を加えたり、ハチミツやメープルシロップなどを少しかけるとさらに美味しさが増します。慣れるまでは、市販のシリアルを少し混ぜると食べやすくなります。もしくは、シリアルをメインにミューズリーを少し加えて食べるというだけでも、いつもの朝ごはんに栄養価が加わるのでおすすめです。
食べ方2:さっと温める

ミューズリーと牛乳を鍋に入れて火にかけ、沸騰直前で火からおろし蓋をします。3分から5分ほど待って、オートミールを気持ち柔かくして食べます(生の食感は残っています)。上からハチミツやメープルシロップをかけてもGOOD。
食べ方3:一晩寝かす

ミューズリーと牛乳もしくはヨーグルトを混ぜ、1時間から一晩冷蔵庫で寝かし、柔らかくして食べる方法です。寝る前に冷蔵庫に入れておけば、次の日の朝すぐに食べれるという利点があります。カリッとした状態で食べたいか、柔らかくなった状態で食べたいかの好みで別れてくると思いますが、まずはいろいろ試してみましょう。どれもそれぞれの美味しさがありますよ。
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