6月23日ボストンを出発し、24日に入国。25日から隔離生活が始まり7月8日に14日間が終わりました。前回の入国時同様、その様子を簡単にまとめてみました。参考になればと思います。
基本的に毎日3つの方法で隔離生活を確認されるので、その3つについて簡単に説明したいと思います。ちなみにしっかり隔離生活を送っている方は、これらに対応できない日があっても全く問題ないと思います(実際にルールを守っているのですから)。
OEL(位置情報確認アプリ)
これが唯一現在の自分の位置情報を確認されるものになります。1日に1-2回、どこにいるのかと聞かれるので、「今ここ」ボタンを押して知らせます。特にその瞬間に返信しなくても、その日に対応すれば良いので、外出している場合は家に帰ってからでも大丈夫です。多分近くで買い物している時など、そこで押しても問題ないとは思いますが、私は家に戻ってから押していました。
健康状態確認メール
厚生労働省から毎日11時頃、健康状態を確認するメールが送られてきます。2つの質問に答えるだけの簡単なものなんですが、これは午前11時から午後2時までに回答する必要があります。早く済ませてしまいたいのに、日中の嫌な時間を選んでますよね。実際に2時までに回答する必要があるのか確認してませんが、夜遅い時間に回答しようとしたら受け付けてくれなかったことがあります。これで居場所が確認されるわけではないので、携帯を持ち歩いている場合は、どこで回答しても問題ないと思いますが、電話を持ち歩いてない場合は、登録滞在地で時間内に返信する必要があります。
ビデオ通話
これが一番面倒な存在です。私の場合3日目に1度、5日目からは毎日ランダムな時間に(8時から18時の間)かかってきました。1日に2回かかってきたこともあります。なんとなく電話がかかってくるかと思うと気になってしまう点、そして相手先の顔が見えない点で、嫌な気分にさせられます。かかってくる電話のタイプは2種類で、実際の電話で会話するタイプと、画面で顔認証だけする自動タイプのがあります。私はほぼ毎日電話で一度だけ顔認証、息子は毎日顔認証で一度だけ電話でした。
結局電話は全部で11回かかってきて、実際に出られたのは3回でしたが、特に問題はありませんでした。一度電話がかかって来た時に、「こんなランダムな電話に出るのは無理があると思いますが、出れなかったらどうなるんですか?」と聞いたら、「その次にかけた時に出れば大丈夫ですよ」と言われました。そこで「じゃ、その次にも出られなかったら?」と聞くと「じゃその次で」と言われました。ちなみに、全部で1回しか出られなかったと言う知り合いもいます。
電話に出ると向こうから家にいるかどうか質問されますが、向こうがこちらの居場所を確認できるGPS機能は無いです。
それから余談ですが、電話をかけてくる方達は隔離生活について詳しくないですが、質問や意見などあれば問い合わせを調べて教えてくれるので、色々と聞いてみると良いと思います。私は最初の2回は10分くらい質問攻めしてました(笑)。例えば、明日買い物に行く予定ですが、携帯は持参した方が良いですか?その時に電話があったら出た方が良いですか?そちらから位置確認はできますか?かかってくる時間に毎回偶然トイレに行ってたとして、電話にずっと出られなかったらどうなりますか?その場合、こちらから連絡できる番号ありますか・・等、色々聞いてみると、少しすっきりしますよ。
位置情報記録
以上の3つ以外に、成田空港のアプリ確認のときに、Googleマップやiphoneの地図を、隔離中の自分(携帯)の位置履歴が記録されるように設定をオンにするように言われます。これは滞在中に陽性になった場合にのみ使われるとなっていますが、携帯を持ち歩いた場所全てが記録に残るので、ご注意ください。
補足
外出するときに携帯を持ち歩いて良いのかどうかですが、ルール内の行動範囲なら電話は持ち歩いても問題ないと思います(問題ないと言われました)。外出中にビデオ電話に応対しても、近所に食糧調達に来ていると説明すれば大丈夫です。もしルール外のエリアにいる場合も、OELの「今ここ」ボタンを押さない限り、自分の居場所は相手にはわからないと思います。ただ何かあって調べられた時に、位置情報としての記録が携帯に残っているので気をつけてください。
アメリカ入国用のPCR検査と陰性証明書
アメリカに戻る方は、帰る前にまたPCR検査をし陰性証明書を発行してもらう必要があります。残念ながら英語の陰性証明書を発行してくれる機関は、どこもかなり高くチャージしているようです。色々調べましたが、多分一番安いところはご存知の方も多いと思いますが、「にしたんクリニック」ではないでしょうか?
申し込むと、唾液採取用キットを自宅に郵送くれるので、ここまでは早めに行っておくと良いと思います。出発の72時間前にオンライン診療を受け、その際に医師の前で唾液を採取し、それを返送すると、陰性証明書がメールで送られてきます。24時間のカスタマーサービスがとても良いので、分からないことがあれば電話して相談すると良いと思います。
オンライン診療にはGoogle Duoのアプリが必要です。このアプリに登録してある自分のアカウントの電話番号(国際電話でもOK)が申し込み時に登録した電話番号(私は母の携帯番号を使いました)が違う場合は、電話で伝える必要があります。
にしたんクリニックはホームページから申し込むより、IACEトラベルのサイトにあるリンクを使った方が、安くできるのでオススメです。
と言うわけで、以上になります。1ヶ月の滞在が終わろうとしていますが、今年は入国・帰国の陰性証明、隔離生活などコロナに振り回されたなと言う気もちが強いです。1日も早く平常な日々が訪れると良いですね。
Leave a Reply