
日本では脇役になりがちなスープですが、作り方次第でたっぷりの野菜やタンパク質が簡単に摂れる優れもの。ぜひ食卓の主役として取り入れてみてはいかがでしょうか。スープというと即座にコンソメを入れてしまいがちですが、実は食材からの旨味で十分美味しく出来上がります。自然の旨味をたっぷり詰め込んだ手作り無添加スープは、栄養価たっぷりなだけでなく、一杯でお腹もいっぱいになるので、ダイエットにも効果的です。
今回は調味料や加える具を変えるだけで、アレンジも可能な、ミートボールを使用したスープを紹介します。さっそく今夜にでもお試しください!
基本のレシピ:肉団子+水+野菜+調味料

基本は沸騰した水で肉団子と好みの野菜を煮て、調味料で味付けするだけ。急いでいるときは、肉団子を小さめにし、火が通りやすい葉野菜を使用することで、煮る時間を短縮することができます。
肉団子の作り方(2人分)
鶏ひき肉200g、コーンスターチ小さじ2杯、酒小さじ2杯、塩ひとつまみ
すべてをよく混ぜ合わせて、スプーンで沸騰した湯に加えていく。
スープの作り方:
鍋に水1リットルを沸騰させ、肉だんごをスプーンですくって入れる。
野菜を加え、再び煮立ってきたらアクを取り、強弱火で野菜が柔らかくなるまで10分ほど煮て、塩・胡椒・醤油などの調味料を加え、味付けする。
アレンジレシピ①:和風の肉団子スープ

材料(2人分)
肉団子、基本のレシピ1を参照に準備する
ニンジン1本、スライス
ほうれん草1束、ざく切り
干し椎茸2枚、たっぷりの水で戻し(時間外)千切り
しめじ1パック、石づきを取る
干し椎茸の戻し汁+水=1リットル
調味料(しょうゆ大さじ2、ごま油大さじ1、しょうが汁小さじ1
胡椒 少々)
青ねぎの小口切り、七味、適宜
作り方:
鍋に干し椎茸の戻し汁と水を煮立て、肉団子をスプーンですくって入れる。ニンジン、干し椎茸、しめじを加える。再び煮立ってきたらアクを取り、強弱火で野菜が柔らかくなるまで、10分ほど煮る。
ほうれん草を加えて、柔らかくなるまで5分ほど煮て、調味料を加えて味付けする。
器に入れ、青ねぎの小口切りを散らし、好みで七味をかける。
アレンジレシピ②:ベトナム風の肉団子スープ

材料(2人分)
肉団子、基本のレシピ1を参照に準備する
フォー100g、ぬるま湯(分量外)に30分ほどつけておく(時間外)
ニラ1パック、ざく切り
クレソン(もしくは青梗菜)1パック、ざく切り
ニンニクすりおろし1片
調味料(ごま油小さじ1杯、ナンプラー大さじ2杯)
飾り用(パクチーの葉、緑唐辛子スライス、ライム、シラチャーソース好みで)
作り方(2人分)
鍋に水を煮立て、肉だんごをスプーンですくって入れる。ニラ、クレソン、ニンニクを加え、再び煮立ってきたらアクを取り、強弱火で野菜が柔らかくなるまで、10分ほど煮る。調味料を加え、味付けする。
スープを煮ている間に、フォーをパッケージの表示にそって茹で、水気をきる。
器にフォーを盛り、スープを注ぎ入れ、好みでパクチーの葉や緑唐辛子のスライスをのせ、ライムやシラチャーソースを加える。
アレンジレシピ③:イタリア風肉団子スープ

材料(2人分)
肉団子、基本のレシピ1を参照に準備する
ショートパスタ適量、パッケージ通りに茹でる
オリーブオイル大さじ1杯
ニンニクみじん切り1片
水1リットル
ニンジン1本、角切り
ブロッコリ一1/2個、小さめに刻む
チーズ大さじ1杯+飾り用
パセリみじん切り好みで
作り方:
鍋にオリーブオイルを熱し、ニンニクを加えていい香りがするまで、1分ほど炒める。
水を加え、煮立ったら、肉だんごをスプーンですくって入れる。ニンジンとブロッコリを加え、再び煮立ってきたらアクを取り、強弱火で野菜が柔らかくなるまで、10分ほど煮る。
パスタ、チーズを加え、塩・胡椒で味付けする。器に盛り、チーズとパセリを散らす。
文/ブライデン陽子

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