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ニューヨークやロスで広まり、その他の都市にも少しずつ浸透し始めているアメリカの居酒屋。アメリカにいると、日本人経営の居酒屋で慣れ親しんだ日本料理を食べるより、アメリカ人が経営している居酒屋で自分にはまったくない発想のフュージョンな日本料理をつまむ方が、断然楽しいと思います。味なんかは、もちろん外れも多いけれど、それでもその面白い発想に学ぶところがたくさんあります。
今日はそんなアメリカの居酒屋文化をご紹介します。逆輸入で、日本の家庭で取り入れてみては? ちょっと面白く、逆にお洒落で盛り上がるのではないでしょうか。
酒の選択が面白い。人気のパンダカップ酒

近所の居酒屋で人気のパンダカップ。可愛いし、飲み終わったらコップも持って帰れると、大人気です。上野動物園にパンダが初来日したのを記念して作ったという岐阜県の酒蔵御代櫻のロングセラー。安いのに美味しくて、しかもテーブルが楽しくなります。気になったので、日本に帰国した際に思わず岐阜まで行ってきました!
料理がクリエーティブ

クリエイティブというか、私たちと感覚が違うので、作る和食もとても新鮮。よく見ると特に珍しい食材を使っているわけでもなく、同じ食材を使ってもこうも違ったものができるのかと、逆に感心してしまいます。そんな居酒屋で学んだ料理を、ふたつ紹介します。見栄えがよく、なかなかのお味なので、ぜひ試してみてください。
お好み焼き風フレンチフライ

フレンチフライもしくはジャガイモをフライパンでこんがり焼いたものに、お好み焼きソースとマヨネーズをかけ、トッピングにネギ、海苔、鰹節、一味、ゴマをかけただけ。お酒が進むし、ジャガイモ料理なのに大満足です。
唐揚げ
普通の唐揚げなんですが、トッピングとソースがとてもエキサイティング。いつもの唐揚げに、チリマヨネーズ、七味、ネギサラダ(さっぱりした和風ドレッシングと和えます)、ゴマをたっぷりかけていただきます。

酒ボンバーで盛り上がる

酒ボンバーってご存知ですか? ビールの入ったグラスに箸を置いて、その上に酒の入ったお猪口をおきます。そしてテーブルの上をたたいて、お猪口をグラスに落とすと、お酒とビールのドリンクが出来上がるというわけです。 大勢集まった時に全員揃ってやるわけですが、かなり盛り上がります。
みなさんも一度試してみてください。とはいえ、日本酒とビールのチャンポンになりますので、お酒の弱い方はほどほどに・・・。
文・写真/ブライデン陽子

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