よくあるにんじんのポタージュスープ。野菜の炒め方を変えるだけで、いつもと一味違う、レストラン級のご馳走に早変わりします。しんなりするまでさっと炒める代わりに、にんじんにうっすら焼き色がつきキャラメライズされるくらいまで炒めてみましょう。新しい味が引き出され、固形スープの素を使わなくても大満足できる、深いコクと甘さのあるスープの完成です。にんじんの美味しいこの時季に、ぜひお試しください。
ローストにんじんのポタージュスープ
バゲットとサラダを添えれば、これだけで立派なメイン料理になるほどの満足感。ポイントは焦がさないようにうっすら焼き色をつけキャラメライズすることです。また素材や火加減などでできあがりの水分が変わってくるので、最後にお好みで水か牛乳を加えてスープの濃度を調節してください。
●材料(メイン料理とする場合2人分)
にんじん 2本(300g)
たまねぎ 1/2個(100g)
水 300ml
バター 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
牛乳 200ml
塩 少々
粗挽き黒胡椒 少々
パセリのみじん切り お好みで
●作り方
1. にんじんは皮付きのまま2cmの輪切りに、玉ねぎは薄切りにする。にんじんを耐熱容器に入れラップし、やわらかくなるまで5分ほど電子レンジにかける。
2. 鍋にバターとオリーブオイルを中火で熱し、にんじんと玉ねぎをしっかり焼き色がつくまで炒める。水を加え、煮立ったら蓋をし弱火に下げ、木べらでにんじんがつぶせるくらいまで、20分から30分ほど煮る。
3. 2をミキサー(もしくはハンドミキサー)で滑らかにし、鍋に戻す。牛乳を加え、火が通ったら、塩・胡椒で味付けする。スープがかたい場合は、水や牛乳(分量外)を加えてのばす。器に盛り、好みでパセリを散らす。
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